国力を示すものには種々の統計値があるし、端的にはGDPや経済成長率などが用いられることが多い。
しかし、見た目に勝るものはないのだと思える。
一昔前のバンコクはポンコツ車が我が物顔で走り回る世界であった。
それが今回まず驚いたのは車が綺麗だということ。
600万都市、大都会のバンコクで大渋滞のさなか、目にする車の大半は日本車であるが、そのどれもが真新しいんである。
街もとてもお洒落な町並みに変わっている。
いつのまにと思えるくらいだ。
夜になるとパブには人が溢れ、猥雑な客引きは相変わらずだが、良くも悪くも、とにかく活気に溢れている。
ヨーロピアンが多いのも治安がいいせいだろうか・・・・。
ゴルフ場に行くとタイ人のゴルファーが俄然多くなったのにも驚く。
製造業のハブ基地といわれるくらいに、世界の部品発注は今やタイなのであることが、この国を豊かに導いているのだ。
コストが嵩み空洞化現象を生んだかっての技術立国、日本が1000社進出して高い技術力を注ぎ込んだ結果、世界の生産拠点の地位を勝ち取ったのがタイ
教え込んだ日本が逆にタイの企業から受注を貰うことも珍しいことではないと聞いた。
タイはとにかく人出が足らないのだという。
やっと雇った社員も、より待遇の良い企業へさっさと転職していくのが頭の痛いところだと日本企業の社長さんがこぼした。
国の力は経済力をベースとして、どれだけ活気が行き渡るかであろうが、政情不安などと云いながら、人々は明るく、失業者も少ないタイ
いい車に乗っているのも当然といえば当然か・・・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます