一昨日の朝、寝ぼけまなこで庭に出ると、ひよこっと白いフリージャが咲いていたんである。
4、5年ほど前に球根を何本か買ってきて植えた記憶はあるのだが、その後花は咲かず終いで、結局根付かなかったものと諦めていた、そのフリージャに違いない。
お花やさんでは、黄色いフリージャがポピュラーなのだが、白いフリージャでなくてはならないんである。
昨年も一昨年も咲かなかったフリージャが、どうして今年ひょっこりと咲いたのだろうか・・・・。
この花は聖なる花、私にとっては絶対無二の花。
それは・・・・母がとても愛した花であるからなのだ。
しかも白のフリージャこそが正統な母のフリージャなんである。
しかし、この例えようもない気品と清純さはどうだ・・・・。
思わず「ホーッ!」と見とれてしまう。
母が逝ってもう51年が過ぎたのに、こうして一株だけのフリージャが、ひょっこりと地上に姿を現したのである。
母が私に何かを伝えようとしているのだ・・・・・。
そうとしか思えない不思議な開花でありました。
「た~坊、無理しないでね。体を大切にね」
・・・・・・と、子を亡くした母は思います。
お母様も 綺麗ね~って言ってるみたい♪
微笑ましい お話しで笑顔になりました♪
「た~坊、どこで、なしょうっとね。この頃は写真撮影、どがんでん上手になったね~
仕事も、大事かばってん、体もだいじかよ。
はよ、帰ってやすみんしゃいね~
今夜は、また、ひえるていいようよ~
暖まってやすみんしゃい。」
と、貴方の体を心配しておられるであろう
お母様に代わって
「四国の辺地から随分と変なコメントが来てから、祟られないように注意しなさいよ!!」
って、知らせかも知れない(笑)。
早く別れた分、母離れできてないのかもです。