風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

行列のできる信用金庫

2010年07月29日 23時59分59秒 | 風竿の信用金庫は頑張るのだ

「週刊ポスト」の8月6日号に

もう大銀行はあてにできない……日本復活は「信金」から

行列のできる信用金庫

という、うれしい特集記事が・・・・・小学館もなかなかやるじゃんと、早速380円をはたいて一冊購入したんである。

東京の巣鴨信用金庫さんと大阪信用金庫さんの顧客志向ぶりが紹介してあった。

信用金庫はサービス業であるという発想のもと、それぞれ中小企業の育成支援のユニークな取組みぶりが取材されている。

金庫内の多目的ホールで、毎月4のつく日に月に三回、「おもてなし処」として様々なイベントを開催、多い時には一日に3000人が来店されるというんである。

そのイベントの中で年に2、3回は、お取引のあるお客様の商談会・ビジネスフェアを「四の市」として行っている巣鴨信用金庫さんの例が、詳しく掲載されている。

凄い・・・・都市部の信用金庫の集客力は本当に凄いのである。

私たちも田舎の信用金庫だからと羨ましく思いつつも、対岸の大手の信金のやることと考える前に、何かやれることからやってみる価値はありそうなんである。

また大阪信用金庫では悩みの多い中小企業の経営相談にキメ細かに応じるために。「出前経営相談」を行っているというのだ。

 

そうなんです。信用金庫はちょっと違うんであります。

私たちは生物に例えるならば「植物」なんであります。

餌場がなくなると、餌のあるところに異動していく、株式会社の大銀行さんとはちょっと違う。

かって武雄でも鹿島でも名のある地銀が、この地域を見捨てて撤退して行った事実がありましたが・・・・・、

私たちはそういう訳にはいかない。

どんなに景気が悪かろうと、どんなに地域が疲弊しようと、この地域に植えられた植物なんであります。

だから必死になってこの地域に根を張り、ここで踏ん張っていくしかない。それが地域金融機関の宿命なのです。

だから金融の「町医者」だと考えて、地元の経済発展のために色んな仕掛けを行っているんであります。

そんなことで、週刊ポストには紹介されなかったけど、「九州ひぜん信用金庫」も九州内の金融機関として唯一、やり続けていることがあります。

6年掛かりで取組んでいる「ひぜしんビジネス・クラブ」もその一環・・・・・・。

地元にはないビジネスの情報を東京ビジネスサミットに見つけに行こうと、視察ツアーを繰り出していまして、毎年100人近い皆さんで情報収集の大ツアーを行っています。

何せ二日間で3万人もの来場者があり、全国から選りすぐりの新しいビジネスや技術、販路拡大の募集、ビジネスノウハウの提供やFC展開、珍しい食材など1000にも及ぶ小間が立ち並ぶ日本最大のビジネス見本市にご案内しているのであります。

今年も120名規模で現在ツアー参加者を募集している真最中

お台場東京ベイ有明ワシントンホテルの一泊・往復航空券付37,600円と格安ツアーでご案内いたします。

どうか9月2日、3日東京ビッグサイトにご一緒致しましょう。

私がご案内致します。夜は六本木のビートルズライブハウスもお連れ致します。

新たな挑戦のステージが貴方を待っています。

 

求めよ、さらば与えられん・・・・なんであります。

一緒に是非、是非行きましょうよ・・・・東京へ。

 

 

 


最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (角 洋一郎)
2010-07-30 16:48:53
「東京ビジネスサミット2011」開催まで、いよいよ、カウントダウンです。

今年は、すべて新商品!で望みたいと思っています。
ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ・・・。

残すところ、約ひと月ですが、何とか実現できますように、頑張りたいと思っています。


追伸 夜のお供もご一緒出来たらと思っています。

もちろん、ビートルズです!!
返信する
中央信用金庫 (佐賀県佐賀市)
2010-08-01 22:19:16
のホームページを見てもあんまり書いてませんね。ベンチャーリンク主催だからですかね。色がついていると思っているからかな。私は刺激を受けるには絶対良いと思います。東京基準が分かる。交流が出来る。より高い位置から自分を俯瞰出来る、つまりバンテージ・ポイントですな。見晴らしが良いというか。是非行くべきです。いかなる産業勃興して衰退しているか、産業の興亡を理解するためにも継続していくべきと思いました。ポストの記事に一喜一憂せず頑張ってください。
返信する
今年は愉しい展示にしましょう (洋一郎君)
2010-08-01 22:52:08
人の足を止めるにはそれなりのアピール力が要りますが、今年は元気良く、角味噌醤油を全国に訴えましょう。
僕も呼び込みやりますからね。
返信する
東京スタンダード (佐賀県佐賀市さま)
2010-08-01 22:56:29
やはり東京の情報集積力は凄いです。
そしてそれなりのフィルターも掛けられているイベントですから、足が棒になってもまだあと一軒と欲が出て回り続ける私です。
機会があられましたら、是非ご一緒下さい。
色々とご見解を拝聴したいものです。
いつも含蓄のあるコメント・・・感謝です。
返信する
マッチングの要諦 (佐賀県佐賀市)
2010-08-02 22:25:55
フェアは熱気に帯びてますから皆さん高揚してます。120人参加すれば顧客の販路拡大や商品開発等の悩みを聞いて拾い上げる仕組みが肝要と思います。フェア後のフォローが大事です。9月ならば、年内に一度、ないし二度集まる機会を設ける必要があります。職員にSWOT分析させることです。その為には業務に支障のない範囲で職員を参加させることホント肝要ですよ。うーん、東京ですか。生憎仕事が入っていて行けそうにありません。またいつか会って見解を拝聴、痛飲したいものです。
返信する
ご賢察・・・凄い (佐賀県佐賀市さま)
2010-08-02 23:54:37
まったく同感であります。
まるで手に取るように判っていらっしゃる。

そして仰るとおり帰ってきてから11月くらいに例年東京ビジネスサミットの情報分析を兼ねた報告会兼ビジネスセミナーを実施しています。
その会にも100人ほどのお取引先が参加されます。うちは19店舗あるのですが、必ず各店から目利き研修をもかねて毎年職員を連れて行きます。
6年ほどかけてたどり着いた今の結論なのですが、それを一目瞭然のごとく見破られるとは凄い方が佐賀にいらっしゃるものです。
是非近々お目通りをお願いしたいものです。
参りました・・・・。
返信する
顧客目線 (佐賀県佐賀市)
2010-08-03 00:40:43
職員の方の参考になればと思い記します。金融機関の目線は例えば、長期運転資金の返済原資は当期利益プラス減価償却などに代表されるストック・フローといった定量分析が主体ですが、本当は人物とか思いとかいった定性分析が大事なんです。今、この定性分析が出来る人が少ない。信用金庫はこの定性面にふみこんでいかないといけないと思うのですよ。一緒に悩むというか、そういう熱い思いがないといけないと思うのです。理由として①衰退しようが繁栄しようがわがホームグランド②悩むということはその企業・個人のことが深くわからないと一緒に悩めませんよね。③一緒に一所懸命が信用金庫の真髄だからです。あっ、巣鴨のホスピタリティで思いだしたのですが、全店でお茶・レモングラスの振る舞いをしたらいかがでしょうか。武雄西川登のお茶が嬉野茶として出ているのは日本人の悪いブランド嗜好です。現場百回、警察官平塚八兵衛の言葉ですが、この精神が信金業界全体に求められると思います。
返信する
うーん深い (佐賀県佐賀市さま)
2010-08-03 01:14:04
いつも私が役員として部下に発している言葉を仰るので・・・・ちょっと動転しています。
うちは定性分析に力点を置いて、徹底して相手様の心を射抜く闘いを展開しています。
戦略上の敵はお客様の心です。
①は私たちは植物ですから、ここで根を張るしかないと教えています。②は実態把握の真髄ですね。③お客様の小さな喜びが私たちの最大の喜びであるとクレドカードに書き記してみんな毎日反復しています。
レモングラスは本店でお出ししています。
本当に他人とは思えないご指南・・驚きです。
返信する

コメントを投稿