風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

夕陽を追いかけて

2013年01月10日 23時44分59秒 | 風竿日記

ずっと昔のことだけれど・・・・、

夕陽を追いかけて西へずっと走って行けば、永遠に夜は来ないと思っていたバカな男の話を聞いたことがある。

それはただのバカな男の話だと笑っていた。

理論上は成り立つのだが、地球の自転を上回る脚力がいる。

バカな男の話ではあるが、最近そのバカな男になりたいと思うこともある。

今日は風邪気味で病院へ行ったのだが、昨年末の26回にも及ぶ連日の忘年会のツケが溜まっていたのだろうか、点滴を施して貰う間、ベッドで熟睡していたんである。

体力の衰えが気力の衰えと正比例するらしいのだが、

実は、まだまだ青春したいバカな男がここにも居た。

カメラをズームアップすれば、夕闇が迫りくる黄昏の空も、ホラまだこんなに明るいのだ。

そして南の国に行けば、眩しいほどの夕陽が空を覆いつくしているのだ。

寒い日本を離れ、南の国に行きたいと、この1月から、友人たちは何人も日本を脱出しているのだが、

第一陣にも乗り遅れ、第二陣も日程の都合でお付き合いが出来ないこととなった。

彼らも夕陽を追いかけているんである。

若い頃に唄った歌にチューリップの「夕陽を追いかけて」というのがあるが、当時はまだピアノが弾けなかったので、アコースティックギターで唄っていた。

今こそ、この歌をちゃんと唄えるような気がする。

沁みる、いい歌である。

私も夕陽を追いかけて行こう。