このところ物忘れが目立つようになってしまった。
たとえばである。
朝の出勤前、名刺入れは持ったか、財布は、ハンカチは・・・・・
よーしちゃんと持った。これでよし。
いざ出勤、玄関で靴を履いて、いつもの場所を探す。
ええっ!車のキーが無いではないの・・・・・・。
うーん、昨日帰ってからの行動をじっくりと考える。
昨日は吞み会で午前様であった。
フラフラと千鳥足で、スーツを脱ぎ
風呂場に行ってシャワー、上がって髪と体を拭いて、
パジャマに着替え
冷蔵庫の前で冷たい牛乳を一杯
愛犬のレオンと二階のベッドへ・・・・・。
そのまま爆睡といういつものパターン
車の鍵は所定の場所になければ、絶対にスーツのポケットにある筈なんである。
しかし、あらゆる場所を探しても見つからないんである。
ああ、もう・・・・・。
イライラが募る。
ちゃんとルーチンの通りに出来ない自分に腹が立つ。
まてよ・・・・・。
帰宅するや、トイレに駆け込んだよなぁ・・・・。
案の定、トイレの手洗い場の横に車のキーはちゃんと鎮座しておわすのである。
よし、とりあえずこれでOK
いざ出勤・・・・・・。
まったくもって、セピア色の老境に差し掛かっているのか、
こんなことが最近多いんである。
職場が近くなってきたいつもの田圃の通勤道
御船山が今日も迎えてくれる・・・・。
さて、昨夜は何人かのお方から携帯に電話を頂いていたなぁ・・・。
誰だったか・・・・・。思い返す・・・。
信号停車の時に携帯を探す。
ポケットの中か
バッグの中か
ない・・・・・・・。
どんなに探しても無いんである。
しまった出かけるときに下駄箱の上に置き忘れてきた・・・・・。
老人性痴ほう症 始まっているようである。