風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

Kathy's Song

2009年09月24日 21時24分58秒 | 風竿の音楽夜話

限りなく個人的嗜好の歌・・・あまりヒットはしなかったけど

ポールサイモンとアートガーファンクルが歌った「Sound of Silence」のアルバムに、目立たぬようそっと収められていた、この歌  ずっとマイ・フェバリット・ソングでありました。

「Kathy's Song」僕の大好きな歌なのでした。学生時代にコピーして、「四月になれば彼女は」と共に良く唄ったものでした。

Kathyとはポールサイモンの恋人だった人

いい名前です。語感と響きが素敵です。

そして今再び聴きなおしてみると、やっぱり心に沁みます。

「いい歌だなぁ・・・。」って・・・・・。

それでもう一度ちゃんと唄えるように練習開始

12月5日のJohn Lennon's nightでこの曲を唄うことにしました。

この田んぼが麦畑に変わる頃ですね。

 

   Kathy's Song     Simon & Garfunkel 

 I hear the drizzle of the rain
  Like a memory it falls
  Soft and warm continuing
  Tapping on my roof and walls

  雨音が聞こえる
  それは君との思い出のように
  静かにそして暖かく
  屋根や壁をノックしている

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  And from the shelter of my mind
  Through the window of my eyes
  I gaze beyond the rain-drenched streets
  To England where my heart lies

  ほかの事はもう何も・・・
  今ボクの目には、
  雨にぬれた通りの向こうに
  あのイングランドの町並みだけが
  映っている

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  My mind's distracted and diffused
  My thoughts are many miles away
  They lie with you when you're alseep
  And kiss you when you start your day

  ボクの心は、今ここにいない
  はるか遠くを駆け巡っている
  君と添い寝したり、
  おはようのキスをしたりしてね・・・

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  And a song I was writing is left undone
  I don't know why I spend my time
  Writing songs I can't believe
  With words that tear and strain to rhyme

  ここにあの頃の作りかけの曲が残っている
  何でこんなウソっぱちの曲なんか
  作っていたんだろう?
  切ない歌詞を並べたり、韻に技巧を凝らしてみたり・・

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  And so you see I have come to doubt
  All that I once held as true
  I stand alone without beliefs
  The only truth I know is you

  そう、あの頃信じていたコト全てが
  疑わしく思えるよ
  ボクは何も信じられない
  だって、君だけがボクの真実だから

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  And as I watch the drops of rain
  Weave their weary paths and die
  I know that I am like the rain
  There but for the grace of you go I

  雨粒が、静かに路面におちては消えていく
  ボクもあの雨粒みたいなもの
  
君への思いがなければ、
  ボクもはかなく消えてしまうよ・・・


身近な風景・・・シルバーウイークスの最後に見っけ

2009年09月24日 00時00分47秒 | 風竿日記

とうとう怒涛の5連休も終わってしまった。

9月にこんな休んだのは生まれて初めてのこと・・・。

結婚式とゴルフの写真はアップしたが、あとは天気もイマイチだったことから、ひそかに狙っていた「いい風景画」はとうとう描けないと諦めていてとうとう夕方に・・・、とりあえずカメラを持って武雄へ  車に乗ろうとしたら・・・・。

「ちょっと待てよ・・・。」玄関のシンボルフラワーが咲き始めたではないか・・・。名前は判らないがハーブの一種かなぁ・・・。

あらあら、今年は咲かないと諦めていた百日紅もこの連休に花を咲かせてくれた。僕と一緒で晩生なのかなぁ・・・。

夕暮れの中、犬の餌を買いに武雄に車を走らせる。実は7分ほどで市街地に着くんである。

その道すがら、空を見上げると一面のうろこ雲

「はぁーっ 秋来ぬと 目には清かに見えねども、うろこ雲にぞおどろかされぬ」なんである。

一瞬車を止めて見とれてしまった。

しばらくの後我に帰り、車のエンジンを回した時に、ブロガーの血がやっと目を覚ましたんである。

今だ、今、写真を拾わねばいつ撮ると言うのだ・・・。

自分に言い聞かせながら、夢中でシャッターを押した。

どうやら私は、いつも特別なアングルを意識して構えた写真を切り取ろうと思っていたようである。いわば余所行きの写真を撮ろうとしていたのだろうか・・・。

幸せの瞬間、至福の時は目の前に普段着のままで無造作に転がっているのだ。

「平凡の中の非凡」という言葉そのままに、いかに身近な風景の中に、美しいものが散りばめられていることか・・・。

 

いい風景に出会え、いい連休最後の日でありました。

終わり良ければすべて良しなんであります。