北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない
「肥満糖尿病の人はなぜ新型コロナに弱いのか~糖質過剰症候群(清水泰行著・光文社新書2021.11刊)」を読んだ。清水泰行(しみずやすゆき1967生れ)氏は、北大(医学部)卒、麻酔/ペインクリニック/漢方内科が専門。仁陽会/西岡第一病院勤務の医師。--------
この本「肥満糖尿病の人はなぜ新型コロナに弱いのか」の目次は次の通り。“新型コロナウイルスパンデミックと糖質過剰症候群”、“糖化パンデミック”、“糖質過剰摂取と疾患の関係”、“糖質過剰摂取による有害性のメカニズム”、“世界の動き”-------
この本「肥満糖尿病の人はなぜ新型コロナに弱いのか」の内容紹介文は次の通り。新型コロナウイルス感染症のパンデミックの裏には、実は糖質の過剰摂取が関係している。糖質過剰症候群の代表である糖尿病/肥満の人を中心に、重症者/死亡の割合が非常に高い。重症化の多くは血栓症によると考えられるが、糖質過剰摂取は血栓のリスクを高める。更に糖質過剰摂取による高血糖は免疫力を低下させ、炎症を促進する。しかし、新型コロナは恐れても、平気で糖質過剰摂取を行い、コロナ太りまで招いている。肥満は重症化リスクを高くするのに、そこには恐怖を感じていないのは不思議だ。-------
清水泰行氏は、医者稼業のメインストリームではなくて、麻酔専門医である。その立ち位置を生かしてこの本「肥満糖尿病の人はなぜ新型コロナに弱いのか」をお書きになったようだ。何れにしても、基礎疾患がある場合は免疫不全となり易いと巷間当初から言われていて、否定することもないだろうが、無理やり清水泰行氏の土俵に引っ張り込む論法に強引さを感じた。
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