奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2893)

2024-09-08 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「中秋の名月」について。--------

此処/奈良県奈良市では/毎年の“中秋の名月”に相応(ふさわ)しい行事として/奈良市/猿沢池で“采女(うねめ)祭り”が挙行されてきた。---------

今年(2024)も月齢の満月に合わせて/“采女祭り”の開催日は9月17日(火曜日)とのことである。前日(9月16日)には/宵宮祭が行われる。----------

17日は“十五夜”ではあるが実際の“満月”ではなくて/翌日(18日)が本当の満月だそうだが/老人の日の休日が16日(月曜日)であることから/春日大社(采女神社)と観光協会でお決めになったのだろう。------------

采女祭りのハイライトは/猿沢池に浮かべた龍頭船と管弦船とが/采女の衣装を纏(まと)った/ミス采女たちを乗せて/数回池を周遊すると云う優雅な催しなのだ。--------

天皇の寵愛が失(う)せた采女の入水が元の悲話だが/其れでは野暮(やぼ)なので/身代わりの扇(おおぎ)を池に放り込んで/行事は終わるのだ。--------

福島県の姉妹都市から遣って来たミス采女も同乗するし/篝火(かがりび)に/映(は)える艶姿(あですがた)を/写真や映像に収めようと池の周りは観光客で一杯となる。----------

興福寺の五重塔の解体修理が始まっており/大きな素屋根が/

登って来る月の輝きを邪魔して無粋(ぶすい)かも知れないが/

猿沢の池畔(ちはん)は/柳もありムード満点なので/ここ数年は我慢して貰おう。---------

采女祭りは/地元の人たちの秋祭りとして/人気があるけれど/インバウンド向けのイベントとしては不向きだと思うし期待しない方が良いだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする