はも 全開～へ

昨年から、力を入れておすすめして来た
‘はもしゃぶ小鍋’が、
今年になって、毎日の様にご要望があり、
従って、女将は毎日のように、
‘はもちゃん’と、戦っております。
ご存じのように、はもの歯はとても鋭くどう猛です。
何度も噛まれているので、こわごわ　さばいているせいか、
やっぱり噛まれます。
活け〆の魚にこだわっているので、
当然、はも　も、活きているので、
タイミングをはかりながら、
毎日の様に、何本もさばいています。
このおいしさを沢山の方達に食べさせてあげたいと思っております。
さて、‘青梅’の季節になって参りました。
最上の大きな梅が出て来るのを待ち、
河岸に数足を運び、
ようやく、紀州の４エルの美しい　梅　を、
先週ゲットし、２度に分けて仕込み、
昨日、ようやく、お客様にお出ししました。
いつにもなく、丁寧に針うちしたせいか、
ひび割れも無く、とても美しく美味しく出来上がりました。
日持ちがしないので、
どうぞ、今の内、食べにお出で下さい。

梅の季節になりました。

梅雨まっただ中です。
毎日じめっとして気分悪～い。
そんな中でも、雨にも負けず、女将には、楽しみがあります。
それは、気分転換に、長靴をはいて散歩に出かける事であります。
人間には嫌な梅雨でも、植物にとっては最高豊かな時なんですね～。
とても生き生きしていて、そんな緑の中を散策するのが、
女将の至極の楽しみであります。
烏山は、緑豊かな所で、女将は大好きな町です。
が、１０年程前から、周辺の色んな団地がどんどん建て替えられ、
しかも、新しいマンションの廻りには、
女将の大好きな、自然の草や野草が全く排除され、
がっかりです。
おのずと、散策の範囲が狭まって来ました。
そんな中、遊歩道の道ばたに可憐に咲く
　浜昼顔　花の命は短く、１日の命です。が、つるになっているので、
次から次と咲いてくれます。
が、昨日驚いた事に、烏山中の浜昼顔がどこにも無くなっているのです。
理由は解りました。
都の土木の人が、整備のため、すべて、引っこ抜き、排除しいるのです。
毎年の事ですが、女将には、とても悲しい。
でも、１ヶ月もすると、また咲き始めるに違いありません。
そんな、たくましい雑草に、
女将は人生を感じるのであります。
それはそうと、この季節、きまって造る料理の１つに、
翡翠梅　が、あります。
最高の青い大きな　南光梅　が、出回って来るのを見極めます。
稀少であり、値段もかなり高価でありますが、
女将の目にかなったその梅が手に入らないと造りたくありません。
ですから、名残の春山菜探しも合わせて、この季節は必死で築地のやっちゃば通いに
いそしみます。
昨日、まあまあの梅が１キロだけ手に入ったので、
今日から　翡翠梅　造りにいそしみたいとおもいます。

秋田に行って来たよ

この土、日と１泊で、女将の故郷の秋田に行って来ました。
妹のとこちゃんは、還暦の式典に出席するため、
前日の金曜日に先に出かけました。
行きは、友人のkさんと２人旅、
帰りは３人旅とあいなりました。
久しぶりの旅で、１２０パーセント位楽しもうと、
車中でもどこでもビールや日本酒を飲みっぱなしの旅になりました。
土曜日の夜は、親戚のホテルにお世話になり、
久々で逢う、従兄弟達と夫婦で来てくれたり、
総勢８名で楽しい宴会になりました。
ホテルで出た料理には、手もつかず、
従兄弟達が山で採って来てくれた、わらびや山菜が、あまりにもおいしくて、
今の季節、旬の、ここでしか食べる事の出来ない山菜を思う存分いただいた幸せが、
じ～んと心にしみました。
女将は料理人なので、しかも、この自然豊かな秋田で生まれ育ったので、
自分の造り出す料理にも、この香りを沢山取り入れた料理を、
心がけています。
お土産の山菜も沢山いただき、
しかも、来年には、山菜取りに連れて行ってもらう約束をして、
皆さんと別れました。
秋田はこの度の地震、原発災害には、直接の被害はほとんど無かったそうなんですが、
景気が落ち込んで、ホテルの経営も大変だと言う事です。
実際、駅前の１軒のステーションホテルは、廃屋となっており、
向かいの大きなスーパーも、店を閉めていて、
駅前だと言うのに、さびれて閑散としていました。
とても寂しい思いです。
東京の景気もそんなに良いとは言えませんが、
早くみんなで元気を取り戻したいものです。