今日で１月も終わり、早い。

年を経て来ると、
年々、月日の経つ感じが早くなってきた気がする。
この仕事をしていると、
色んな人との触れ合いで、
成り立っており、
毎日の様に、
素敵な出会いがある。
今更ながら、
いい仕事に就いた、と思う。
料理が好きだったこともあり、
料理屋になり、
３０数年も、この店をやってきた。
好きな仕事だから、
飽きないし、
まだまだ頑張れる気がする。
いつまでもやっていたいと思う。
手や体が自然に動く、
そして、いつも良いスタッフに恵まれ、
一人では店を動かす事は出来ない。
一番の財産は、
人かな！
素敵なお客様にも恵まれ、
本当に幸せな女将であります。

令和はつの１月のふくの日、

前日からの準備が功をなしたものの、
朝から立ちっぱなしで、
足の腿の裏がつり、
痛いのなんのって～。
１５皿の刺身を、
あと２枚で達成と言う時に、
どうにも痛くて、
一時、手を休めて、ストレッチをし、
結局４時半に完成、
１組目のお客様は６時、
次が６時半、
最後が７時と少しずつズレていた事もあって、
全て順調に進みました。
デザートが済み、お茶をお出しして、
皆さんがお帰りになったのは、
９時過ぎでした。
１月のふくの日、皆さんに喜んでいただきました。
２月はふく祭りがあります。
４日間やるので、
大変な事この上ありませんが、
皆さんに福をと、
みんなで頑張ります。

昨日と一変あったかい～。

昨日、女将が帰る頃は、
雨の量が半端なく、
駅から歩く気がせず、
調布に出て、
ワンメーター、タクシーに乗って帰った。
７４０円の金額で、
いつもは、ちゃんとお釣りを貰うところ、
乗せてもらった事がうれしくて、
お釣りはいいです。
と言ってしまった。
えらく恐縮され、
マスクとポケットティッシュをいただいた。
今日はふくの日なので、
昨日のうちに大分、準備をしたが、
なにせ、築地に仕入れに行ったので、
寝不足である。
仕込みを少し残したので、
今日はいつもより早く店に向かいます。
１５名様のフルコース、
大変ですが、
頑張りますよ～。
芸術のてっさ、１５皿、ひきます。

築地から家に、寒かった～。

家を出たら、
道の所々に雪がたまっていた。
降ってはおらず、
行きも帰りも雨、冷たい雨、
電車はかなり遅れていて、
帰りの京王線は、
新宿駅で大混雑でした。
市場も人が少なく、
行く店店で、
こんな寒い中、
良く来てくれたね、と労ってくれた。
明日、市場は休市日で、
二合半はふくの日なので、
河豚ねぎが多めにいるので、
どうしても河岸に行くしかなかった。
海老屋さんと、つま屋さん、鮪屋さん、
だけで良かったので、
仕入れ自体は、
あっと言う間に終わったのに、
京王線の電車遅れで、
少し遅くなったが、
でも、この時間に家に戻っていれば、
上出来です。
とこちゃんがコーヒーを入れてくれているので、
軽い朝ごはんを摂って、
やけに眠いので、
ひと眠りしてから店に行きます。

師匠からご馳走に。

烏山の店の近くの居酒屋さんに、
馬刺しを食べさせたいと、
女将、とこちゃん、Ⅿよ子の４人で、
昨日、日曜の夜行きました。
３種の部位の馬刺しや、
大きな餃子、パクチーサラダ、他、
お腹いっぱいご馳走になりました。
その店を出てから、
もう１件、師匠が行きつけの居酒屋さんに、
お腹いっぱいなので、
もう何も食べられません。
そこでHみ子ちゃんも誘い、
５人で２次会です。
２次会でのつまみは、
全部Ｈみ子ちゃんに任せ、
女将ととこちゃんは、
早々に帰って来ました。
本当は確定申告の準備をしなければならないのに、
温かいお風呂に入り、
ビデオを見ながら寝てしまいました。
が、
ベットに入ると、
又もや、目がぱっちり。
困ったものです。

秋田弁が飛び交う夜。

２組のご予約のうち、
１組は常連女子が娘さん夫妻と孫の女の子の４人。
お孫さんに河豚を食べさせてあげたい、
と連れて来てくれた。
河豚のフルコースを、
美味しい美味しいと連発しながら、
ぺろっと完食。
可愛くおりこうさんでした。
もう１組は７人で、
うち６人は秋田県生まれ育ち。
本格的な秋田弁が飛び交いました。
女将も秋田なので、
しかも同年代の人達、
久しぶりで秋田弁、丸出ししました。
他の方達には、何をしゃべっているか、
解らなかったと思います。
男子４人女子３人、
が、男子はお話に夢中で、
料理には、さっぱり興味が無い感じでした。
秋田久美には、若布刺身しゃぶのコースを、
お出ししましたが、
鍋の出汁に若布をくぐらせた瞬間の、
あの美しい変身を、
誰も感動してくれませんでした。
残念～。
秋田弁が優先してしまいました。

店の水槽のあかひれが卵を産んだ。

カウンターも上で、
去年まで飼っていた淡水の河豚、
アベニーパファーが死んでしまったので、
常連の師匠が５種類の、
小さな魚を買って来てくれた。
なまず、あかひれ、ぬまえび、てとら、ブルーアイ、
そのうち、ブルーアイは、
水が合わなかったのか、
死んでしまったが、
後の４種は元気、その中の、あかひれが、
昨日卵を産んだのです。
でも、皆、他の魚に食べられてしまうそうです。
水槽がカウンターの上にあるので、
じっと見ていて、
暇つぶしにも最適です。
昨日は予約が１つ直前でお２人だけだったのに、
何故か満席になってしまいました。
刺身も沢山ご注文いただきました。
今日もちょっと忙しくなる兆しがします。
頑張らねば～。
いつもよりちょっと早めに、
店に行きます。
来週はふくの日があり、
お陰様で、
とうに満席になりました。
来月２月は９日を中心に４日間、
ふく祭りがあります。
大分、埋まって来ました。

今日も若布。

２日続けて、
若布しゃぶ、やっちゃいました。
そして、
今日も豊洲に電話注文で、
若布を取りました。
明日のご予約のお客様にも、
お出しします。
若布ついでに、活け〆の魚を３品、注文しちゃいました。
去年位から、
女将の刺身がとても売れるようになったので、
ちょっと強気かな！
さばいた魚のあらも、
無駄にはしません。
身の多く付いているあらは、
常連さんに食べてもらい、
その他のあらは、
焼いたあと、身をほぐし、
炊きこみごはんにします。
Ⅿよ子が良くやってくれます。
が、
さばく女将は全然食べません。
変ですよね。
魚の味見は、全てⅯよ子がやってくれます。

芯若布、取り合えず登場。

今では、春の二合半の名物になった、
生蛍烏賊と春山菜、芯若布のしゃぶ、
蛍烏賊もまだ入荷せず、
春の山菜もちょっとだけしか出ていないが、
雪うるい、ひろっこ、おかのり、
が築地のつまやさんに、
出ていたので、思わず仕入れ、
急遽思いつき、
常連のお客様２人に、
お出しして見た。
結構、好評。
ひろっこ、雪うるい、おかのりと、
芯若布、
活け〆の刺身を少し厚く切り、
しゃぶっていただいた。
刺身は生で食べても良し、
で、わさびと醤油も添えた。
ゆっくり自分のペースで、
食べていただいた。
生蛍烏賊が入荷するまで、
この路線で行きたいと思います。
出汁の中で、
若布が美しい緑色に、
変化し、まさに春の色と香りです。
刺身は、毎日変わるし、
春の山菜も、
少しずつ増えていくことと思います。
これからの春を先どって、
存分に楽しんでいただきたいと、
心より思います。

普通の日

予約が無いと、
刺激が無く、つまんない。
勝手に、むりくり、仕事を見つけて、
時間をつぶす。
春、
芯若布の出て来る季節。
豊洲から届いたが、
しばらく冷蔵庫でほったらかしてあった。
それを取り出し、
芯をはずし、
今日どうにかして、
お客様の口へ、
くすんだ若布の色が、
熱湯をくぐらす事によって、
それは美しい若緑色に、
一瞬にして変わる。
それをお客様の目の前でやる事が、
すなわち、ご馳走となるのです。
厨房の中でやっても、
ごく、当たり前の若布となってしまいます。
今回、届いた若布は、
早く使ってしまいたいので、
今日、工夫して、
何とか今年初の、
若布の変身を、
お出での皆様に、
お披露目したいものと、
思っています。
ちょっと楽しみ～。