21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

援助物資の横流し

2006年03月08日 18時28分17秒 | Weblog
ちょっと古い本を読んだ。それには「PKF(国連平和維持軍)兵士が支援物資をヤミ市場に横流ししている」ことについて書いてあった。それ自体は、最近はちょっと聞かない話だけど、この頃はNPOを名乗る詐欺師も出てきている。名前に騙されないように気をつけないと。
 それはそうと、「国連による支援物資の横流し」が発生した場合どうすれば良いのか? 私は、何とかして被災地に入る支援物資の量を増やすべきだと思う。要は現地でのモノ不足が、支援物資の商品価値を高め、ヤミ市を作り出して、「横流し」の舞台を整えるわけだから、「物量」を増やして商品価値を下げれば良いのである。ーーつまり、被災者全員が十分量の支援物資を受け取っていれば、ヤミ市が生まれなくて横流しする場所が無いのである。ーーー復興後の現地の経済環境を考えると、被災後のある程度のヤミ市が形成されることは必要なのだが、、、「国連」職員が違法に私服を肥やし過ぎるのも問題だ、

 まぁ、対北朝鮮の食糧支援の様に、現地政府が支援物資を横流ししていて、(それが個人の遊交費に消えるわけでもなく)軍事費になってるようじゃ話は別だけど。


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