21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

JALブランド

2010年04月09日 12時16分24秒 | Weblog
JALの再建問題があります。この前、明らかに金持ちそうなオジサンが新聞に寄稿していました。曰く「JALはサービスの質が低下している。特に客室乗務員のレベルが下がってきている。」らしいですが。この人は市場の変化に置いていかれてますね。

例えば、東京から札幌に行くとき、
1.雑誌に毛布、飲み物と間食がついて、優秀な客室乗務員がいて、片道5万円
2.雑誌・毛布なし、飲食物も個人で用意、客室乗務員なしで、片道1万円
の2つの航空会社があるとします。

僕だったら、②を選びます。

って言うか、①が片道1万500円だとしても、500円を節約するために、私は②を選びます。


このご時世で、①を選べる人は少数派でしょう。JALがどちらの路線を選ぶのかは自由ですが、①を選んでしまうと「縮小均衡」に陥るでしょう。

まぁ、エコノミークラスとファーストクラスで、両方同時に供給すれば良いだけですが。

過剰サービスを提供して、バカみたいに高い金を請求するよりも、「必要最低限のサービスを安い価格で」ってのが時代の流れ、のような気がします。

まぁ、金のある人は自分の好きなサービスに好きなだけ払ってくれればよいけど。

俺みたいな貧乏人のために、必要最低限のサービスを安い値段で提供してくれる企業に増えてもらいたいね。


「デフレ」とは「同品質のモノ・サービスの価格が下がること」です。
「サービスを減らすことで、価格を下げる」のであれば、デフレではありません。

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