21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

自衛隊のレンタル移籍制度って、

2007年09月06日 09時54分31秒 | Weblog
 『サッカー界の「レンタル移籍制度」をイメージしたもので、本人、雇用主、防衛省の3者の合意を前提に2ないし3年間、自衛隊の教育・勤務を経て、社会人としての資質を高め採用された企業や公的機関に戻る。』らしいけど、現実的に無理だろ。

 上文の中では「2年ないし3年」ってなっているけれど、一般職の人でさえ簡単に「2年分の産休」が取れないって言うのに、『自衛隊で働くため』って休暇が取れる訳が無い。って言うか、「二年分の産休を認めない企業」がもし「二年間の自衛隊勤務を認める」って言うのなら、それはそれでちょっと”倫理的”に問題があるだろう。自衛隊で働くにしても、育児に勤しむにしても、『現場』から離れるってってことには変わりがないし、両者は「社会にため」って言う重要性も、「経験を積む」重要性もほとんど同じぐらいだと、私は思う。(多数の人は、『育児経験』の重要性をより重く見るだろうけど)

 現実的に「レンタル制度」を実行に移そうとするならば、”2年間自衛隊のみ”って言うよりも”週3日勤務”とか”長期(2~3週間)休暇中勤務”って方が良いんじゃなかって思う。
 「産休」もマルマル2年間育児のみに専念するよりも、テレビ電話とかインターネットとか、半日勤務制度とかをもっと整備して、気軽に働きながら、子育てもできるって言う方が良いんじゃないかな? 別に勤務中の子供のケアは”保育園”とかに任せる必要も無いんだよ。もし企業に2人の産休中の人がいるのなら、午前中は片方が働いて、もう片方が両方の子供の面倒を見る、そして午後はその逆、って言うのとかもできる。 気軽に運用できる制度じゃないとね.

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