21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

己の欲せざる所, 人に施す事なかれ

2007年03月21日 10時26分43秒 | Weblog
 って、まぁ基本的な考え方です。と言っても、学校・教育機関にではこの考えは当てはまらないと言われるのが当然でした。教員本人がやりたくないような宿題や、受けたくないような授業も、指導・学習と言う名目でまかり通るのが当たり前の世界になっていた。 しかし、これは本当なのか?
 教育は次世代の育成のためにある。彼らの能力を伸ばすために教育はあるべきで、効果がある以上、教員の自己向上のためにも役に立つはずだ。変化が激しい21世紀の教育現場で、これ以上の能力の向上は必要ない等と思っている自己満足的な指導者は直ぐに時代遅れになる。今は’生涯学習’が求められる時代だ。その上、’老化防止’の為の筋トレ/脳トレが推奨されている時代でもある。
 30年後の社会で生き残るための能力は、子供達に必要にされているが、大人達にとっても必要であることには変わりがない。にもかかわらず,学校に教員が児童と一緒に参加したくない授業があるのは何故か? それは教育機関として、将来を見据えられていないと言う事か? それとも、教員個人が自分の将来に諦めを持っていると言う事か?
 さすがに、運動部の指導者に、ずっと部員と一緒に走っていろとは言えないが、大人と言っても体力の衰えを防ぐために最低限の運動が必要だ。自分に体力をつけるためには、必要がないと思っているような練習は人にもやられるべきではない。
 教育機関の指導の内容は,指導者側が「自分達が教わる側でないことを後悔する」ような内容でなければならないのではないだろうか?

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