21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

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「発電所」は安全

2011年04月07日 20時03分31秒 | Weblog
調べてもらえば分かる。
「チェルノブイリ原発事故」も「スリーマイル原発事故」も人災。
「原子力発電所」は安全。危険なのは「企業・経営者」。

今回も震源地に最も近かった「女川原発(東北原発)」は無傷で大丈夫だった。そこから110km離れていた「福島第1原発(東京電力)」で問題が起きた。

「未曾有の事態」が原因の場合は、国が被害の補償をするらしいけども、今回は対象にならないでしょう。震源地に最も近かった原発では全く問題が起きていない以上、福島原発の事故の原因は「人災」だ。


原発が停止して、必要な電力を火力発電所で補うことになる。火力発電所で使うのは、石油・石炭で輸入しなければならない。1年間で燃料費が約1兆円増える。

財政面が悪化する東京電力を「国有化」する、と考えもあるが、「国有化」してしまえば大企業の無責任体質が悪化する。東京電力は関東圏の「ドル箱市場を独占」していたために、危機感が無くなり、経営規律がゆるんで、大事故を引き起こした。

同じような事故を繰り返さないためには、
東京電力を「分社化」して、独占状態を破壊する必要がある。


放射能で使えなくなった福島原発の周辺は、買上げて太陽電池を敷き詰め「太陽光発電所」にすればいい。
東京電力が関東圏の送電網を独占所有していると実現化は難しい。

民間企業から出資を募って起業して、土地を買い集めて「太陽光発電所」を建設したとしても、送電網が使えなければ、電力を送れない。

東京電力を分社化して、その一つとして「送電網管理会社」を作る必要がある。
新会社の送電網を借りることで、太陽光発電所の電力を街に送ることが出来る。

三菱重工が持っている「太陽光パネル」工場は長崎にある。今回の災害の被害を受けることなく、太陽電池を大量生産し続けている。「募金」などで、起業資金が集められれば、太陽光発電所はすぐに作れる。



東京電力が送電網を独占支配している体制を壊さないといけない。



巨大な老舗企業であったために、外側から意見を言えなくなっていた。
民間の保険会社が、原発関連保険を引き受けたがらなかったことを考えても、経営に問題があったものと思える。

保険会社が引き受けを断る理由を聞き、問題を解決するべく努力しているべきだった。

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