21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

英語に必要なこと

2006年01月25日 16時20分05秒 | Weblog
 英語を勉強する上で必要なのは単語力。英文法や会話なんて、単語力がつけば後から勝手についてくる。単語をいっぱい知っていればある程度の英文の意味は想像できるので、読書を通じて英文法を身につけられる。会話も同じだ。知ってる単語の量が多ければ、練習がしやすいのですぐに能力を伸ばす事が出来る。まぁ、幼児が日本語を身につけて行くのと同じ事だ。
 問題は単語力をどうやって伸ばすかだが、「暗記カード」なんてものはあまり役に立たない。英語のほとんどの単語は独自の意味を持っている。それを日本語に訳すのは不可能なのに、暗記カードで英単語1つ1つと日本語を結びつけて行くのは結構無駄な作業だ。そこでちょっと、「古典勉強法」からヒントを得てみる。日本古典の勉強法として皆が信じているのが、百人一首の暗記。馬鹿は気付かずに「何故か覚えているやつは古典の読解力が高い」とか言うが、それもそのはず、百人一首の中には1000語以上の古典単語と独特の文法技法が入ってる。そんなのを覚えられれば、能力も伸びる。普通なら古典単語を1500も覚えた上、文法を修得するのは楽じゃない。
 と言うわけで、言語(日本語・英語)能力を伸ばしたかったら、その言語で書かれている意味の分かる文章を丸暗記しなさい。何か興味のある事でいい。詩でも小説の一場面でも、新聞記事でも。たぶん、うまく行くはず。

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