中公文庫『失敗の本質ー日本軍の組織論的研究』
20年以上前に出版されている本だけども(だからこそ?)、面白い。
特に「第3章・失敗の教訓ー日本軍の失敗の本質と今日的課題」が興味深かった。
ここで言われる、「今日的課題」とは「1980年代後半の日本企業への警告」。
20年以上たった今、「歴史的資料」としてではなく、「現在的課題」としてこの本が役に立ちそうなところが哀しい。
過去形で「昔はこんな問題があったんだよ」と言うべきところなんだけれども・・・。
歴史は何も教えない。だた学ばない者を罰するのみ
by ヴァシリー・オシボヴィチ・クリュチェフスキー(1841~1911年)
20年以上前に出版されている本だけども(だからこそ?)、面白い。
特に「第3章・失敗の教訓ー日本軍の失敗の本質と今日的課題」が興味深かった。
ここで言われる、「今日的課題」とは「1980年代後半の日本企業への警告」。
20年以上たった今、「歴史的資料」としてではなく、「現在的課題」としてこの本が役に立ちそうなところが哀しい。
過去形で「昔はこんな問題があったんだよ」と言うべきところなんだけれども・・・。
歴史は何も教えない。だた学ばない者を罰するのみ
by ヴァシリー・オシボヴィチ・クリュチェフスキー(1841~1911年)
大変興味を惹かれます。なぜ、日本は戦争への道を突き進んだのか?ずっと興味があり、色々な本を読んできました。でも、その本は、知りませんでした。ぜひ読みたいです。ご紹介有難う御座いました。私のお薦めは、土門周平著「参謀の戦争」です。大本営でもガダルカナル作戦に反対した参謀は少なからずいたそうです。しかしそういう人は、組織の主流から外されてしまったそうです。安全対策を訴える原子力科学者が、原子力安全委員会のメンバーになれないのと同じ??