21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

原油価格は$20まで落ちる。

2008年12月07日 09時08分39秒 | Weblog
 バブル崩壊・金融危機の発生、それからの原油価格の急落を予想していて、2007年10月8日のgooブログに「原油価格は12月に$40まで落ちる」と私は書いた。
 この予想、当たっているようで外れているw 

この「12月」は2007年12月を意味していて、今(2008年12月)ではない。

2007年12月時点の原油価格は$90台で、その後一時的に$150まで上昇した。まぁ、バブルだったのだから仕方がない。(笑)


 2007年10月8日付のブログでは原油価格は$20まで落ちる、とも書いています。バブル崩壊の過程では、資金難から売られすぎる傾向があります。このまま$20まで下落してもおかしくないでしょう。


 でも、今回は長期的な原油価格の予想を書かないでおこうと思います。新興市場の需要状況も読みにくく、技術発展のペースも速すぎてついていけてません。
 五年以内に「先進7カ国内」で販売される新車の数は、新興市場で販売される新車の数に追いつかれるでしょう。経済発展に伴って、エネルギーの消費量も急激に拡大するはずです。これだけなら、原油価格は$250に達してもおかしくありません。
 一方、化石燃料使用に関する新技術だけでも「石炭液化」「液化天然ガス」「メタンハイドレート利用」に「サンドオイル」「原油軟化・採掘の効率化」等、新技術が目白押しです。その上、太陽光発電に風力発電、地熱・揚力発電等、自然エネルギーを活用する発電技術も実用化されてきています。さらに、原子力発電の活用がより進めば、火力発電所への依存度がへり化石燃料の使用量が減ります。そして、電気自動車が普及すればガソリン需要が減り、燃料電池技術が普及すればエネルギー効率が大幅に向上します。新技術の開発が急速に進展すれば石油需要は消滅し、原油価格は$5まで落ちるでしょう。

 だから、予想はできなのです。