21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

少人数教育って何人??

2008年06月27日 07時37分34秒 | Weblog
 フィンランドの教育の質が高いのは教師の質が高いからです。1980年代の恐慌時に、優秀な人材が安定した収入を求めて教師になったため、「頭の良い学校の先生」が多くいるのです。フィンランドの「学校制度」が良いために、教育の質が高いのではありません。優秀な教師がそろっているところでは、学校制度の違いに関係なく、高い教育の質が保障されています。現在、フィンランドでは景気が回復してきて、優秀な学生は一般企業を目指すようになってきています。一つ下のレベルの学生が教育の中心を担うようになる20年後、フィンランドの教育の本質が証明されるでしょう。
 日本でも同じです。金を積んで優秀な講師を集めている「某・有名学習塾、私立学校は大規模授業をしているにもかかわらず、結果を出しています。そして、資金難で優秀な教師を募れない公立学校は、少人数教育を実施しても教育の質を上げられずにいます。

 それに「少人数教育」って、何人から言うんですか? 本当に優秀な講師の方は、教室に生徒が50人いようが100人いようが、話で全員を引き込んでいきます。逆に、生徒の側が優秀な場合も講堂で300人ぐらい相手にしても落ちこぼれは出ません。「超・専門家」が集まっている学会の場合、規模が大きくても機能するのと同じです。その場合、100人以下でも「十分に少人数」って言えるんじゃないですか?

 逆に、30人一クラスをまとめられない教師もいます。そして、全く基礎が理解できない生徒は、一対一で教えてもらわなければ、集中していられません。(発明王エジソンは、母に家庭教師をしてもらっていた。)その場合、10人程度でもまだ「少人数教育」とは言えないでしょう。


 一人で勉強できる優秀な子どもに金をかけるほど無駄なことはない。大人が何もしなくても、彼らは勝手に伸びる。むしろ、邪魔をしないように気をつけるべきだ。進級試験を導入して、合格者は「飛び級」できるようにする。大学は入学定員を設けず、最低点以上を獲得した受験生を全員合格にする。そして進級試験と卒業試験で学生の質を維持する。(出来る学生は講義に出なくても、進級するから、大学の教室の「定員」を気にしているだけ無駄だ)
 そして、できるガキ共を追い出して、出てきた余力で「落ちこぼれ」が出ないように対応する。200人一学年では10人に一人教師をつけようとすると20人分の人件費が必要になるが、200人の内100人が勝手に勉強してくれていれば、10人分の人件費で10人に一人教師をつけられる。間をとって15人雇えば、基礎のできない5人の落ちこぼれに専属の先生をつけてあげることができるようになる。その上、飛び級をした何人かの優秀な生徒が授業を手伝ってくれるようになれば、教育はもっと「安く」あがる。その上、授業を手伝う生徒は、教えることを通して復習ができ、リーダーシップを学ぶことができる。


 公立教育の根底は、「優秀な生徒の成長を阻害しない」「落ちこぼれを出さない」ことだ。例えば、教育指導要領を改正して、必修漢字の数を半分以下にすれば(ゆとり教育を導入すれば)、落ちこぼれの数を半分以下に減らせるが、それでは優秀な生徒の成長を阻害してしまう。進級テストを導入し、出来る生徒をさっさと上に押し出してしまった後で、ゆっくり時間をかけて出来ない生徒の指導に当たるべきだ。
 現状では、落ちこぼれた生徒は、劣等感を感じているだけでなく、教師にも相手にしてもらえていない。進級テストを導入すれば、感じる劣等感はさらに強くなるかもしれないが、教師の側が一人一人に時間をかけて、勉強を教え、精神的ケアに気を配ることができるようになる。

科学馬鹿をねらえ・・・・・

2008年06月27日 06時46分02秒 | Weblog
 有名国立大学の理系の学部の学生は、将来出世が確実視できるにもかかわらず、モテません。理由は簡単で、彼らには遊ぶ金がないために勉強だけをしていた人が多く、勉強ばかりしてきた分、話が一般の常識から外れていて面白くないからです。

 その一方、大企業に就職し収入が伸び始める30歳前後から、彼らはモテ始めるようです。人付き合いも得意になり、話も面白くなり、遊ぶ金もでき、社会的ステイタスも高いので、まぁ当然でしょう。

 ただ、学生時代に不遇を囲っていた分、その後に「遊ぶ」ようになります。


学生時代の科学馬鹿の時点で、易しくして恩を売っておくのが、長期的には最適でしょう。



他の投資家に無視されている株こそ、安く買えて、将来大きく値上がりする可能性が含まれているのだよ。

出来る男を摑まえるには、、、、

2008年06月27日 06時33分12秒 | Weblog
「私、頭良くないし、勉強しても良い大学いけないだろうし」「自分で働いても大した収入を得られないだろし」もしくは「安月給で働き続けるのは嫌だけど、転職先は見つからないし」なんて消極的な理由で、「仕事のできる男を摑まえて専業主婦になりたい」と思っている方がいるようですが、不可能です。

仕事のできる出世が期待できる男は、どこにでも転がっていません。
高収入が期待できる男性は、高学歴であることか、大企業勤務であること、もしくは努力家であることが最低条件になってきます。


その一方、頭の悪い女性は、高学歴の男性に出会える可能性が低いです。例えば、高収入職種の代名詞である医者を摑まえたかった場合、自身が医学部に進学するのが最適です。6年間を通して、浮気をする心配のない確実な男を摑まえられます。それと同じように、旧帝大卒を摑まえるためには実際にその大学に進学してしまうのが確実です。そして、その一歩前の状況として、金の卵が多くいる有名高校・中学・小学校へ通学している方が、将来成功する男を摑まえる確率が高まるのです。
 その上、ずっと頭の悪い男とだけいた場合、できる男の扱い方が分からずに、数少ない機会を逃してしまうことになります。

 学歴の話と同じように、収入の多い大企業勤務、もしくは収入の安定している公務員を摑まえたかった場合、実際に同じ職場に入ってしまうのが確実です。しかも、長期の正社員として、できればキャリア職で。短期の仕事で一緒になっても、遊ばれて捨てられるのが落ちなので。将来的に、信頼して協力して仕事をしなければいけなくなるキャリア職の女性に、男性は遊び半分では手を出しません。就職の段階で躓いてしまった場合、仕事に役立つ資格をとって「会社に必要な人材」になってください。そうすれば、遊ばれることは無くなります。


 要は、将来成功する男性を摑まえたかったら「勉強をしてください」と言うことです。より多くの「出来る男」と出会うためには、進学校を出て、名門大学の優秀な学生の多い学部に進学する必要があります。より真剣に「出来る男」に付き合ってもらうためには、有力な資格を持ち、人よりも仕事ができる必要があります。


そして人より仕事ができれば、もし男を摑まえられなくても、自力で食っていけます。

つまり、「玉の輿」に載るにも、一人で生きていくにも、高学歴か有力な資格がいると言うことです。まぁ、努力してください。