21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

学ぶ力の弱体化、、、、

2006年03月07日 12時06分42秒 | Weblog
 「手段に善悪なし」何が良いことで悪い事かを決めるのは、大抵その手段の使用者か使用目的による。「受験/受験戦争」もまた然りだ。
 産業構造が激しく変化する中、(子供達だけでなく)大人にも「自ら学ぶ力」が求められている。目標を前にした時、自己分析で持っている「問題」を発見し、解決手段を見つけ、そして実行する力だ。 受験戦争はその良い練習場だったのかも。受験を前にして、苦手強化を自己発見し、自己克服する力があれば、社会に出てからも大体の問題は個人で解決できる。そんな中で、有名大学の生徒はちゃんと有能だった(のかも?????)。と言っても、間に「受験教育」が入ってくると問題は別である。本命の大学受験を前にして、「進学校」と言われる学校に進学すれば、苦手科目の発見/克服は自分でしなくても済むようになる。何と言っても優秀な進学校/塾が多すぎる。 そうなると「受験戦争」も学ぶ力の育成には役に立たなくなってくる。これは受験戦争を手段として利用してきた日本人の失敗だ。
 かと言って、「受験戦争」以前の状態(そんなのあったんですか???)には戻れない。まぁ「自ら学ぶ力」とは何かを『明確化』させた上で、問題解決を図れば、答えは幾らでも見つかる。産学連携を強化して行くのも1つの手段だろう。大卒者の基本的就職手段を「推薦」にしてしまえば良い。

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