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海堂尊 『ナイチンゲールの沈黙』

2009年09月22日 | 日々

海堂尊著 『ナイチンゲールの沈黙』。
「チーム・バチスタの栄光」の続編です。

変わらない不定愁訴外来の田口先生。
病院の忘年会で圧倒的な歌唱力を披露した看護師の小夜。
小児科入院患者の瑞人。
ライブで歌う伝説の歌姫、冴子。
その他色々キャラクターが一杯。
警察の加納とか、前作からの厚生労働省の白鳥も。

前描写が長くて、事件起こるのかな?と思いながら読み進めてました。
その前描写が嫌だというわけではないです。
色んなキャラクターがいるので、舞台も様々なんですが、
やはり病院での治療や検査の描写はやはりリアリティを感じます。
MRI検査での島津とアツシの遣り取りとか、白血病の女の子の言葉とか。

事件の謎解きだけでなく、それらの描写が組み合わさって、面白いと思う。
前作でも思った気がするのですが、ミステリって感じではないですが、
私はそれでもOKです。
ただ、田口&白鳥コンビといいつつ、前作ほど目立ってないのが、残念。

次は「ジェネラル・ルージュの凱旋」だけど、解説では刊行順に読むことを勧めていたので、
「螺鈿迷宮」かな。

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