スーパーのアップルランドが主催する5回目のステージに研ナオコと野口五郎が登場した。
11月16日午後5時30分開演。
研は53年生まれの60歳、野口は56年うまれの57歳。共に11回の紅白出場のキャリアを誇る。
二人は昭和46年の同期デビュー、今年43年目を迎えた。
二人の歌謡ショーは、ゴロー&ナオコの漫才で始まり、
1時間経っても1曲ずつ唄っただけ。
1日2ステージじゃー疲れるわと同情してみる。
ところが、1時間経ったころからスイッチが入れ変わった。
美空ひばりの「みだれ髪」を野口五郎が、「愛燦々」を研が唄う。歌の上手さに引き込まれていく。
二人に対して正面から見たことは無かったが、一世風靡したキャリアに酔いしれた。
冗談を言い合っているが、歌には声量もあり、情感も込められていて素晴らしいステージ。
研は、LALALA、あばよ、愚図、夏をあきらめて、一途、最後はアカペラでかもめはかもめを唄った。
野口は、オレンジの雨、19:00の街、君が美しすぎて、青いリンゴ、僕をまだ愛せるなら、最後に私鉄沿線を歌い上げた。
アンコール曲は、美空ひばりの人生一路で幕となった。午後7時35分。
ありがとう!