あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

アンコール遺跡群巡礼記(その1:出発)

2016年12月17日 | 旅行記

実はもう1か月以上も前の11月初めにカンボジアに行きました。
目的はアンコールワットを初めとする、アンコール遺跡群の見学です。

アンコールワットと言えば、誰もがあの塔が並んだ代表的な光景を思いますが、実は私もそうでしたが、実際はその周辺に数多くの遺跡があります。

アンコール遺跡群が世界遺産に登録されたのは1992年でした。
登録エリアは400平方キロメートルもあり、そこに含まれる遺跡はすべて世界遺産と考えられ、森(自然)や村(住民)も含めた地域(面)として広く保護されていることが特徴です。

今から150年前にはその存在を知る人すらいなかったアンコール遺跡群ですが、今回の旅行ではそのほんの一部でしたが見ることができました。
カンボジアの歴史に興味があるのか、どれだけ知ってるのかと問われれば、ほとんど知りませんが、それでも壮大な建築や彫刻、それを作った人たちに思いをはせた印象深い旅行となりました。

旅行記をいつから始めようかとずっと考えていましたが、今日からぼちぼちと更新していこうと思います。
今回の旅行では歴史順に見学をしたので、その順番で載せることにします。


アンコール遺跡群の見学の拠点となる町はシェムリアップです。
アンコール遺跡群があったからこそ発展した田舎町です。
小さいけれど国際空港はありますが、日本からの直行便はありません。

ベトナムで乗り換える方法もありますが、私はタイのバンコクで乗り換えました。
乗り換えにちょっとしたハプニングがあったので記録しておこうと思います。


まず今回は羽田空港出発を選びました。
羽田は快晴でこれから出発するわくわく感を盛り上げてくれました。









11時のフライトの予定でしたが、何かのトラブルで1時間遅れとなりました。
心配なのは乗り換えです。
今回の旅行は現地ガイドはいますが、添乗員はいないので、乗り換えは自力でしなければなりません。
バンコクでの乗り換え時間は予定通りなら1時間40分ありますが、1時間遅れとなると40分しかありません。
預けた荷物は、最終地点まで送られるということですが、ちゃんと積み変えられるかも心配です。








とりあえず一か八かで行ってみようということで機上の人となりました。
機内食を食べて、映画を1本見て、おしゃべりしたりしていたら、タイの国土と思われる陸地が見えてきました。
着陸の20分くらい前に、すぐに降りられるように、ビジネスクラスの席に移動させてくれました。









飛行機を降りたら、空港(?)の係の人が名前のプレートを持って待っていてくれて、乗り継ぎ便のところまで案内してくれました。
それにしてもバンコクのスワンナプーム国際空港でしたが、その広いこと、係員に連れられて約1km位は移動したと思います。









何とか乗り継ぎ便には間にあいましたが、その便が予定時刻を過ぎても案内がなく、待合室でとても不安な時間を過ごしました。
日本人はわずかな人しかいなくて、西欧人がほとんどでした。









夕闇迫る頃やっと飛行機に乗ることができました。
シェムリアップの空港まで約1時間のフライトで、家を出発してから約15時間でようやくホテルに到着しました。
それでも無事に着き、明日からいよいよ遺跡巡りが始まります。




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