あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

秋の目白まち歩き(その1)

2016年12月02日 | まち歩き

きのうは今年3回目の東京の目白を歩いてきました。
1年に3回も目白に行くなんて最初は思ってもみませんでしたが、2回目からは地元公民館主催の企画でした。
バスで現地まで行き、公民館職員の先導であちこち見学して、とても充実した1日になりました。

今回のテーマは「優れた文化に触れる教室 モダンと伝統の学び舎 学習院大学~自由学園明日館」でした。
もう、私の大好物でわくわくして出発しました。
企画してくれた公民館職員に感謝です。

まずは学習院大学です。
色々な歴史を経て今に至る学習院大学ですが、キャンパス内には国登録有形文化財が7つもあります。
7つの建造物はすべて、現在でも博物館、教室、また課外活動の場として使用されているそうです。

まず正門ですが、きのうはバスでキャンパスの中まで入ってしまったので、この画像は今年2月の時のものです。
明治42年に目白キャンパスが開設された時のものです。









最初に見えてきたのが、北別館で現在は資料館となっています。








当初図書館として建設され、比翼形だったものが、昭和54年に文学部棟(北2号館)建設に伴いL字形になり、現在の場所に移築されました。









竪羽目板張りの腰壁、ドイツ下見板張りの外壁になっています。









床下通風口には、学習院の校章である桜のモチーフをかたどった金属格子がはめ込まれています。









裏側に回りました。









次に見えてきたのは東別館です。全寮制だった時代に皇族寮として大正2年に建築されました。
















馬車で登校する皇族のために車寄せの庇は高く造られていました。
庇の正面や柱には桜がデザインされています。









雨上がりのキャンパスはイチョウの黄葉が美しかったです。


コメント
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