あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

アンコール遺跡群巡礼記(その3:プリア・コー)

2016年12月20日 | 旅行記

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アンコール遺跡群の中で一番古い時代のロリュオス遺跡は西暦877年頃に建設されました。
今から千年以上も前のことです。

その中の一つ「プリア・コー」はヒンドゥー教寺院で、ロリュオス遺跡群の中でも一番古く、インドラヴァルマン一世が先王や祖先のために建立したとされています。
















プリア・コーは「聖なる牛」という意味で、この寺院に祀られていた3頭の聖牛ナンディンの像が基壇の前にあります。









中央祠堂はれんが、砂岩、漆喰でつくられていることが分かります。
















金剛力士像の上部は漆喰の部分が残り、繊細な彫刻が美しいです。









中央のカーラが際立つ楣(まぐさ)の彫刻。









レンガは崩壊が進んでいますが、砂岩を使ったレリーフは美しいままで残っています。









どこもそうでしたが、崩壊が進み、つっかえ棒で支えているのをよく見かけました。





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