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旅行2日目からはいよいよアンコール遺跡群の見学です。
歴史の古い順に見て回りました。
王都がアンコールに移るまでロリュオスに王都が築かれ、ロリュオス遺跡群があります。
この地域は790年頃ジャヤヴァルマン2世によって礎が築かれ、インドラヴァルマン一世が王都として造営を始めました。
ロレイの建物の配置は、当初6基で構成される計画であったが、現在は4基の祠堂が残っています。
最初に目にした祠堂は修復中でした。
足場の奥には美しい彫刻などが垣間見えます。
アンコール遺跡群の見学で、これから何度も目にする壁面の彫像です。
これは穏やかな微笑みを浮かべるデバターです。
これは金剛力士です。
他の祠堂はこんなに崩壊してしまっています。
4基の祠堂の中央に十字形に配された砂岩製の樋(水を送る長い管)があります。
樋の交点にはリンガが配置されています。
このリンガは男性の性器をかたどったシヴァ神の象徴と言われています。
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