あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

秋の目白まち歩き(その4)

2016年12月05日 | まち歩き

日立目白クラブから少し歩き、白い教会が見えてきました。
目白ケ丘教会は明治44年小石川バプテスト教会として誕生し、昭和19年に現在地へ移転し、アメリカ人建築家のフランク・ロイド・ライトの弟子の遠藤新の最後の作品で、昭和25年に完成しました。
この教会で最初に執り行われた葬儀は、完成の翌年の遠藤新のものでした。
ここは外観だけの見学でした。





















しばらく歩くと道の真ん中をふさぐように古木が1本立っていました。
これは目白通りから近衛邸に入る道の中央にある車寄せのケヤキの木で、樹齢100年を超え、最初2本あったものが落雷により1本になり、地元の要望で残されています。









次に着いたところは中村彝(なかむらつね)アトリエ記念館です。
日本を代表する洋画家で、そのアトリエは大正5年に建てられました。
病弱であまり外出できなかった彝は、ここで悪化する肺結核と戦いながら制作を続け、大正13年37歳の若さで亡くなりました。
アトリエは建築当時の部材を再利用して復元されました。









これは財団法人 徳川黎明会の建物です。
ここは尾張徳川家の美術品などの管理をする機関のようですが、残念ながら内部は一般公開されてはいませんでしたので、外観だけの撮影です。
このあたりは徳川ビレッジと呼ばれる高級住宅街で、ため息交じりに邸宅を見ながら散策しました。









門に絡んだツタの紅葉がとてもきれいでした。


コメント
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