あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

アンコール遺跡群巡礼記(その5:バンテアイ・スレイ建物編)

2016年12月22日 | 旅行記

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見学1日目は午前中は3つのロリュオス遺跡を見学し、昼食のあと一度ホテルに戻って休息の時間がありました。
何しろカンボジアは湿度が高くて暑いです。
日本の真夏とはまた違った暑さで、汗がじっとりと噴き出てくる感じです。
一度ホテルに戻り、シャワーを浴びて着替えてから、午後の見学に出発しますが、外に出たらあっという間に汗びっしょりの繰り返しでした。

午後は少し離れた郊外のバンテアイ・スレイを見学しました。
「女の砦」の意味を持つこの寺院はヒンドゥー教で967年アンコール王朝摂生役の王師ヤジュニャヴァラーハの菩提寺として建設されたといわれています。



東正面から入ると赤いじゅうたんが敷き詰められたような赤色砂岩の参道が延びています。









その先にはリンガを模した石柱が並んでいます。
リンガはロリュオス遺跡群のロレイでも出てきました。









周囲が約400mn小寺の周りには濠が囲んでいます。
こうしてみると小規模で、今にも崩壊してしまうのではないかと心配になります。









塀の所々はこんな風に崩れ、放置されたままです。








ほかの遺跡とは類似性の少ない美しい寺院の中に入っていくことにします。
3つの周壁に囲まれていて、第二周壁の門です。
赤い砂岩と彫刻が美しいです。









奥に行くほど門は小さくなり、遠近法で奥行きを出しています。









中央祠堂を中心にした建物です。









二つある経蔵のひとつ。
三重の破風で飾られ、正面は偽扉になっています。









建物の間には指導を守る半神半獣がいます。





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