アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

何でもランキング~掃除と片付け

2018年01月21日 | アーバンライフ

週末の新聞(朝日)雑学版。
正月特集のためかお休みが続いて、久しぶりのランキング。

今回は、古くて新しい、しかも永遠のテーマ、「家の中きれいになっていますか?」

結果は、ほぼオールスクエアの51対49%。

これはすごい、と思ったのは小生だけか。

小生の予想は、「きれいになっていない」が6割以上かとおもいきや、皆さん頑張って案外きれいにしているんですね。

また、記事の内容をみてしかりと思ったのは、家庭内では、夫婦どちらか一方がきれい好きで片付けをするが、相方は大抵ずぼらであまり気にしないという。

結果、きれい好きがイライラを募らせるというパターンになり勝ちだという。

あなたのご家庭はどうですか。

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映画「愛を積むひと」

2018年01月20日 | ギャラリー

いつものパーソナルPC劇場。

今回は、2015年公開の映画「愛を積むひと」をみた。

主演は、デビュー同期という樋口可南子さんと佐藤浩市氏が夫婦役で登場、息の合った演技をみせた。朝原雄三監督(「武士の献立」「釣りバカ日誌」など)の作品。

舞台は、偶然だが「しあわせのパン」同様北海道で、今度は十勝岳山麓。

夫婦は、豊かな老後を送りたいと東京の下町で営んでいた工場をたたんで移り住んだ訳だが、暇を持て余す夫を見かねた妻が、家の周囲に石塀造りを頼む・・・。

心臓病の悪化で先立つ妻は、夫が遭遇するであろう種々の場面で適切なアドバイスを手紙に残していた。

とまぁ、ちょっと作り物臭いところもあるのだが、そこは主演者二人の演技力で最後まで飽きさせない。また、若いカップルの恋の成就を支援する話などもあり共感を覚えた。

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フレイルとは?

2018年01月19日 | アーバンライフ

最近、ネットや雑誌などで「フレイル」という言葉をみかける。

「老年症候群」とも呼ばれ、フィジカルな寿命と健康寿命との落差、10年余りの期間に横たわる「心と体の虚弱状態」を指すとされる。

元々は、日本老年医学会が2014年に提唱した概念。
「老衰」というと加齢に伴うもので避けられない印象を持つが、フレイル(Frailty)は、適切な対策で再び、復元できる状態を言う。(下図)

特に、体力の衰えだけでなく、生きがいの喪失など精神状態の悪化、地域とのかかわりなど、社会参加の意欲を失うことにも関係しているという。

克服するには、例えばボランティアへの参加や趣味のクラブに入るなど、自分に合った活動を続けることが大切だ。

また、適度な運動を継続すること、バランスの良い食事をとることなども重要な要素となる。

この「フレイル」、小生など77歳人にとっては身につまされる問題だ。イラストは、週刊朝日1月19日号から拝借しました。

蛇足:学会の正式見解は、こちらでご覧になれます。

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頭のハエは自分で追え

2018年01月18日 | ドラミング

関西電力は、原発の使用済み核燃料を青森県むつ市の「中間貯蔵施設」に移すことを検討しているという。

こんな虫のいい話はない。

つまり、原発を動かせば使用済み核燃料が出ることは自明で、それを処理できる見通しもないまま運転を続けるなどナンセンスだ。

例えば、(日頃、し尿処理に苦心する)酪農家がこんな非常識なことを行えば、すぐ廃業に追い込まれるだろう。

これを厳しく指摘した(昨日の朝日)朝刊の投書。

先ずは、自分の頭にとまったハエは自分で追うべきだ。それができないなら、原発の運転などすべきでない。

蛇足:本件に関する青森県むつ市の市長会見動画がこちらにあります。

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面白い~望月衣塑子著「新聞記者」

2018年01月17日 | 読書三昧

菅官房長官に執拗に食い下がる望月衣塑子(いさこ)記者。
望月記者についてはご存知の方も多いと思うが、本書は、新聞記者とは何者か、その矜持と取材の舞台裏を綴った私論。新書版221頁。

一昨日午後、家内から借りて読み始め午後10時頃には読み終えた。それほど、面白く言わば、チャンバラ映画をみているような感じだった。

演劇に夢中だった幼少期、矜持ある先輩記者の教え、数々のスクープと母との突然の死別・・・。

記者の取材攻勢にさらされる警察幹部から、「俺が話すかどうかは、どこの社とか言うのじゃない。その記者がどれだけその事件に対して情熱を持って本気で考えているかどうかだ」という言葉に励まされ、望月記者は今日も取材に奔走する。

蛇足:望月記者が菅官房長官に詰め寄る記者会見の模様は、こちらでご覧になれます。望月記者の質問は、開始10分過ぎからです。

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新着ドーナツ~鈴木理恵子「モーツアルト:ヴァイオリン・ソナタ集」

2018年01月16日 | 音楽三昧

過日、MB(ミュージックバード)で放送された鈴木・若林夫妻によるモーツアルトのヴァイオリンソナタ集第3集。

すでに第1~2集はリリース済みなのだが、いずれも演奏・録音ともにすばらしい仕上がりとなっている。

収録曲は、

 ・ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 K.303
 ・ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 K.306
 ・ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 K.377
 ・ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 K.380

の4曲だが、特に、K.377が素晴らしい。

モーツアルトのヴァイオリンソナタは、ヴァイオリン伴奏付きピアノソナタの異名を取るように、それぞれの楽器が独自の旋律を奏でながらコラボするという特長を備えている。結果、その音楽を2倍楽しめるという得した気分になる。

また、その華やかな音色と繊細な音楽は比類ないほど美しい。ご一聴をお勧めします。

演奏
 鈴木理恵子(ヴァイオリン)
 若林 顕(ピアノ)

収録情報
 2017年7月18-20日 相模湖交流センター
 OVCL00643 SACD Hybrid

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モーパッサン著・永田千奈訳「女の一生」

2018年01月15日 | 名作読破PRJ

世界の名作シリーズ。
今回は、モーパッサンの「女の一生」文庫版456頁。

描かれたノルマンディーに住むフランス貴族の暮らしには共感しないが、モーパッサンの自然主義、写実主義の文学には共感するところ大であった。

つまり、物語(特にその舞台)をまるでドキュメンタリー映画のように、極めて忠実に且つ、写実的に描写していくのだ。しかも、それが極めて美しい色彩に彩られる。

昨今の「筋だけ」小説の対極にあるものだ。
それがこの小説をして「名作」として、人類遺産的に永らえさせて来た理由ではないかと思う。

一度、こうした小説世界に没入してしまうと、昨今の「筋だけ」小説などまったく読む気がなくなる。それほど魅力に満ちた小説(文章)世界だ。

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「つぶやき」傑作選

2018年01月14日 | ドラミング

今日も無数の「つぶやき」が走馬灯のように画面を流れ去る。
大半はどうでも良い情報だが、中には本質を突くするどい指摘もある。

就任以来記者会見を行っていない佐川国税庁長官だが、狭い「国税村」管内では、「情報・文書管理には特段の注意を」と激を飛ばしているという。

補助金詐欺容疑で逮捕された籠池夫妻の拘留が5ヶ月を越えた。支援者が塀の外から声掛けを行っている。

この深刻な現実。
日銀が「庶民の暮らし向きが悪くなっている」との(自身の)調査結果を発表した。

一方、政府・与党の改憲や原発、カジノ推進政策に各界から「否」の声があがる。

今日も雪道気を付けて!

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大雪

2018年01月13日 | アーバンライフ

寒波の襲来で、日本海側を中心に大雪になっています。
新潟県では、大勢のお客さんをのせた列車が長時間立往生して大変だったようですね。

当地(札幌郊外)は飛行場に近いせいもあって比較的雪が少ないところですが、それでもこの冬は、ご覧のような大雪になっています。

駅に近い公園の雪。積雪5~60cmくらいあります。これに連なるサイクリングロードもご覧の通りです。

タコ公園(やまぶき公園)のタコも綿帽子をかぶっています。

JR駅に隣接するスーパーに近い遊歩道も雪・雪です。小型の除雪車が入ったのでどうにか歩けますが、朝早く通勤する皆さんは大変でした。

駅前のタクシー乗り場も雪まみれです。午前10時頃の様子ですが、朝早くはやはり大変だったと思います。

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久しぶりのデパート

2018年01月12日 | アーバンライフ

昨日、所用で札幌に出た。

パスポートの更新(切替発給)申請に行ったのだが、案外スンナリ手続きが済んだので、その足でデパートへ行った。

何故デパートかと言うと、親戚から香典返しにデパートの商品券を送って来たので、これを使いたいため。

まず、レストラン街へ行き食事をして、商品券が使えるか尋ねるとOKとのこと。代金を商品券プラス現金で支払った。

次に、ちょっと気の利いたタオルが欲しいと(家内が)言うので、リビング・インテリアの売り場へ行くと、かなりのお客さんで混雑しており、正直、ビックリした。

最近の報道で、デパートの売り上げが好調とは聞いてはいたが、混雑するほどにお客さんが入っている売り場を見るのは久しぶりだ。

勿論、冬物のセールが始まっており、また、催事場(食品の特売中)が併設されていたこともあるが、年末のボーナスなどでお客さんの懐が少しは暖かいせいかも知れない。

日頃、アホノミクスで庶民の生活は苦しくなるばかりだなどと嘆いているのだが、懐具合が好転して、デパートの売り場が混雑するようなら結構なことである。

小生らはタオルを4本購入し(レジの長い列に並び、代金は商品券で支払って)外に出ると、気温は低いが青空が広がっていて、格好のお出かけ日和であった。

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