2023年下半期第170回直木賞は、河﨑秋子さんの「ともぐい」と万城目学氏の「八月の御所グラウンド」が受賞した由。
「締め殺しの樹」を感心しながら読んだ後だけに、河崎さんの受賞を喜びたい。
年末に、候補作になったと聞いたので、早速、図書館に予約を入れたら、すでに33人待ちの状態となっていた。(現況29人待ち)
ということで、その内読めるのではと期待している。
万城目氏はまったく知らない作家で、これも先ほど予約を入れたら26人待ちであった。あるいは、こちらの方が先にに読めるかも知れない。
ところで、昨年いっぱい直木賞の受賞作、候補作を読み続けて来たが、要は、自身のフィーリングに合うか合わぬかは読んでみないとわからないということ。
また、例え受賞作であっても、納得の行く著作ばかりではないことを痛感したので、淡々と読み続けて行きたいと思っている。
そこには、確かに、「今の時代」でなければ生まれなかったであろう物語が記されているからだ。