全国高校サッカー選手権は8日、青森山田高校が2大会ぶり4度目の優勝を果たして終了した。
前評判通り、同校の強さは抜きんでていたように思うが、他方SNSなどではやっかみ半分だが、高校サッカーにはないエグさがあると指摘されている。
それらは、
①ロングスローの多用
②反則まがいのプレス(タックル)
の2点に集約される。
ロングスローは、相手のボールがサイドを割った際に相手のゴール前にボールを投げ入れるもので、コーナーキックに匹敵する効果がある。
ただ、技術的に難しいこともあり、プロでもあまり用いられない攻撃手法である。
また、投的に先立ちボールをタオルで拭くなど、ひと手間かけることもあり、これが非難の元ともなっている。
ただ、ルール上は特に問題ないため、同校では「有効なものは使う」と割り切っているという。
球際の問題は、これも反則にならなければ厳しく行くのが当然で、高校生だからと言って、きれいごとで済ませる必要はないと考える。
以上、簡単にみてきたが、それらは同校の強さを形作る一環であって、それらを取り上げて同校を非難するのは的外れと思う。