昨日午後、札幌シアターキノで「i 新聞記者」をみた。
森達也監督が、現在の日本のジャーナリズムはこんな腑抜けのままでよいのかと鋭く問うドキュメンタリー映画である。「i」は、先の映画「新聞記者」のバージョンアップ版ではなく、同調圧力に屈しない「個(i)」が必要との意味という。
カメラは、同調圧力に抗する強き被写体・東京新聞社会部の望月衣塑子記者に密着する。
彼女は辺野古問題で官房長官に食い下がり、森友学園前理事長の籠池泰典・諄子夫妻や性被害を訴える伊藤詩織さんら渦中の人々にも取材し、問題の本質に迫まる。
平日にも拘わらず映画館は混雑していて、関心の高さを示していた。写真は、ネットから拝借しました。