アーバンライフの愉しみ

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りぼん・ぷろじぇくと編「新・戦争のつくりかた」

2016年01月11日 | 読書三昧

この本は、本文がたった30頁の「平和の絵本」。

例えば、3頁目にはこんなことが書かれています。

 

2005年5月3日、翻訳家の池田香代子さんらが制作したこの絵本によって予見したことが、10年経った今日、現実となって私たち国民に襲いかかり始めているという。

教育基本法の改悪に始まり、日銀、内閣法制局やNHK会長の恣意的人事、特定秘密保護法の制定、NSCの組織化、解釈改憲による集団的自衛権の閣議決定、安保(戦争)法の制定等々、アベ政権の悪政の数々。

あれこれのかたちをとりながら、じわりじわりとかたち作られて行き、それらをジグソーパズルのように組み合わせると、「戦争への道」をひた走る政治になっている。

蛇足:加えて、非核三原則や武器輸出三原則の投げ捨てに伴う原発と武器輸出の奨励、原発再稼働、派遣労働の全面自由化、医療・介護支援の切り下げ等々、アベ(アホ)ノミクスを脇においても、悪行を上げればきりがない。これらもパズルを構成するそれぞれのパーツになっている。一体この政権は、私たちと私たちの日本をどこへ導くつもりなのか?

蛇足2:まだまだあったアベの悪政~沖縄辺野古での米軍のための新基地建設、TPP秘密交渉と日本農業の破壊、消費税10%への増税と大企業減税。立憲主義の破壊と憲法53条に基づく臨時国会開会要求の拒否等々。

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