暫く揚羽を休んでたお客様がいたんだが、
去年の秋から再開した。
黒揚羽を飛ばしたところから、
面白くなってきたんだろう。
また山椒を採って来てたんだが、
既に2齢幼虫になってる。
うちのより早く産卵したんだな。
私の顔を見るなり、
良い所に来てくれたと。
ははん。
押し付けようとしてるな。
「責任もって最後まで育て切りましょうね。」
と、やんわりと告げる。
彼の手持ちの山椒の鉢をみるに、
(現在9匹居るらしいが、)ギリギリ、若しくは、
少し足りないだろう。
更に、一度辞めた理由が、
蛹化するにあたり、幼虫が脱走するのを一晩中追い掛けて、
それに疲れたとか。
私の養殖方法を再度説明する。
なんら難しくない。
ケースを用意して、
餌遣り用の山椒の葉っぱを採集してくれば良いだけ。
やってみるか・・・・
と小さく呟いていた。
小さくても命だからね。