久々に中尊寺。
平日なんで、第一駐車場に入れる。
鬱蒼とした境内は一寸したパワースポットである。
しかし、
この坂、こんなにきつかったっけ?
歳はとりたくないものだ。
この後、栗駒を走る。
奥の方に行けば、紅葉も。
あ・ら・伊達な道の駅に寄ってからチェックインしようとしたんだが、
ここで痛恨のミスコース。
ナビの馬鹿。
何よりも問題なのは、
燃料が少ない事だ。
予定通りならば、何てことないので、
途中で給油していない。
後戻りするより、先の道で復帰する事を選んだのだが、
これが裏目に出る。
ナビがルート案内する。
が、どんどん道が狭くなる。
クルマ一台分の道幅だ。
ナビも焦っている。
こういう時の最悪の状況は・・・・・
ダートに誘導される事。
ナビは地図上の最短距離を選ぶ事がある。
左折で鳴子方面。
ダート。
悪い予感は当たる。
急がば回れ。
兎に角先に進もう。
道が途切れさえしなければ、必ず辿り着く。
だって、地球は丸いんだもん!
しかし、燃料が・・・・・・
民家が見えてきた。
里に近いか。
先へ。
私の予想が当たれば、
位置的に、何処かで鳴子~湯沢の3桁国道に当たる筈だ。
燃料計はレッドゾーンへ。
最初にミスコースを認識して、どれだけ時間が過ぎたろうか?
距離にして30kmは彷徨っている。
陽も傾いてきた。
事故にも気を付けたい。
ここでコケても、誰も通らないかもしれない。
民家の濃度が高くなった。
時間が長く感じる。
このまま道が細くなり、ダートになったらThe Endだ。
そして、遂に出た。
予想通りのルートへ復帰。
これで遭難の心配は無くなった。
後は燃料だが、
お陰様で古いキャブ車なんで、
コックの切り替えで、暫くは走れる。
ナビの表示では、鳴子まで12km。
持つだろう。
とても長く感じる。
トンネルを抜けると鳴子の温泉郷が見えてきた。
安堵。
磐梯熱海を出ると、小雨。
それでも高速に上がると止んだ。
北上。
長者原SA。
この時間にここにいれば、
普通に青森に戻れる。
が、贅沢にも、もう一日道草する。
しかも、
今日の宿は鳴子なんで、
ここで降りれば直ぐなんだが。
取り敢えず、牛タンだ!