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そんな独り言
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なっていない、というよりは、酷過ぎる

2017年08月28日 10時00分41秒 | Weblog

昨日の事。

ツーリングで龍泉洞に。
皆、久し振りの見学。
30年振りって人も。

奥にどんどん進み、地底湖を眺めれば、
後はUターンで一気に会談を登る事になる。

結構、急勾配である。
以前、見学した時は平日という事もあり空いていて、
まだ体力のあった30代だった事もあり、
一気に登ってみたら、エライ息切れした記憶がある。


さて、
登り始めた途端、渋滞になった。
日曜とは云え、ここまで渋滞するのか?


しかし、進まん。

「写真撮ろうとして、詰まってるんじゃね?」
なんて、話していたが、
この先にそんなスポットがあっただろうか?

20分も経っただろうか、
スタッフと思しき男性が登って来た。
丁度我々が足止めされている場所は、
階段の踊り場の様な所でで、
ワインの貯蔵庫の扉がある。
そこに金属製のボックスがあり、
そこを開けて、連絡をとっている。
電話があるらしい。

スタッフはもと来た通路を戻って行った。


しかし寒い。
動いていないと、かじかんでくる寒さだ。


随分としてから、
少しずつ列が動きだした。
動いては止まり、動いては止まり。

随分登った。
こんなに登るんだったんだな。
忘れていたよ。




頂上付近。


人が倒れている。

大柄な男性、
60歳位だろうか。
仰向けに倒れている。

先程のスタッフも居た。
逆回りで来たんだろう。

女性が心臓マッサージをしている。
「私、もう何十分もしていて、もう出来ないので代わって下さい・・・・・」
と、スタッフに交代を求めていた。
それでも、
「そこじゃなくて、ここです。こういう風に。」
と指示を出すところ、きっと心得のある人なんだろう。

兎に角、狭い通路だ。
そこを通過する為に、
倒れている男性を跨いで行く事になる。

心苦しい。


気が付くと、
入り口の方からドンドン入場客が。


・・・・・・・?


これはおかしい。
これから到着するであろう救助隊の救出作業の妨げになる。
入場を止めるべきだ。

出入り口で切符を切っているスタップに言い寄った。
「中で人が倒れているんだよ。どうして入場制限しないの!」

彼は何か言っていたが聞こえなかった。


外に出ると、レスキューが到着したところだ。
担架を引き出している。


それから45分位経っただろうか、
ようやく救急車が出て行った。

倒れてから、どれ位時間が経っているんだろう。
心臓マッサージはうまくいったのだろうか。


しかし、
龍泉洞側の対応はどうだ。

あんなに入場させれば、
多くの人の目についてしまう。
これはまずいだろう。
救助も進まんだろう。

商売熱心も良いが、これは酷過ぎる。