で、TVを見てたら、
世界での日本企業の現状を紹介する番組が。
アフリカに参入する日本企業の姿が紹介されてた。
アフリカで人気の缶詰があり、その名も「GEISHA(芸者)」。
チャイナのパチモンかと思われたが、
日本のメーカーのものだ。
なんでも、60年以上の歴史があり、
現地の国民食になるくらい人気が高いという。
しかし、最近では類似商品の出現で苦戦していると。
そっくりなパッケージの中国製、タイ製が多くなっていて、
本家GEISYAより安いという理由で、かなり売れているらしい。
そして、
ホンダが新興国向けに開発したバイクでナイジェリアへ。
以前にプレスリリースで見た事があった。
日本円に換算すれば、数万円で販売するモデルになると書いてあった。
アジア製だろう。
ナイジェリア市場に食い込むためには、
缶詰同様、中国製のものとの競争になる様だ。
バイクタクシーが盛んな様で、
運転手に試乗させ、感想を聞いていたが、
購入するかどうかの決め手は、やはり缶詰と同じく価格なそうだ。
新興国が豊かになれば、良いものを求める文化も出来てくるだろう。
そうすれば品質では劣る事はないので、有利ではないか?
それでも、
そうしているうちに、チャイナやインド製もモノが良くなっていくだろう。
ただ待っているだけではダメだ。
液晶TVが良い例だ。
亀山モデルなんとか言って浮かれているうちに、
韓流に駆逐されてしまったから。
さて、この新興国向けバイク、
既に日本国内にも輸入されてきていて、
9~13万円程度の価格で関東方面で売られている。
ブレーキが前後ドラムってのが気になるが、結構スタイリッシュだ。
普段乗りばかりでなく、ちょっとしたツーリングに使えそうだ。
勿体ない、国内にも投入してみては?
クルマにもこういうモデルを出して欲しい。
以前からそう願っていた。
文化としての”自動車”は最早行き止まりを迎え、
耐久消費財の仲間入りをした。
「道具として割り切ったクルマを」と、長らく欲していたが、
まあ、
メーカーとしては、利益の薄い商売はしたくないだろう。
メーカーの人間って”豊か”なものだから、
我々が”買える”と思っている。
実際は、もうクルマの維持すら難しい人も多いのだ。
それでも、生活に影響を及ぼすので、手放す事は出来ない。
(30万円カーって、売れ残る事はないのだよ)
実際に手放してしまった人に話を聞いてみると、
自転車や徒歩で何とかやれると謂う。
通勤さえどうにかなれば、クルマが無くても問題なくなったと。
勿論、自由にあちこちに出掛けて、って事は出来なくなったが、
かえって無駄な出費は減ったと。
青森も所得水準がかなり低くなった。
仕事も、少ない。
社会インフラが充実しているから気がつかないだろうが、
若しかしたら、
新興国のちょっと豊かな層と変わらないかもしれない。
海外からシンプルカーが入ってきてからでは遅いのだよ。
以前から話しているが、
ユニクロなんかがアジアの自動車メーカーを買収して、
国内基準を満たすクルマを輸入し始めたら。
スタイルは形成し易い直線的なライン。
この方が板金修理が楽。
エアコン・パワステ・ABS(横滑り防止付)・エアバックが最低あればヨシ。
オーディオやナビなんかはスマホで足りる。
願わくば、四駆をラインナップに。
それでもって、10年はモデルチェンジしない位の気持ちをもって生産。
コストダウンできる。
なんか、
話が脱線したな。
まあ、
安いクルマだけで充分だと言ってる訳では無いのだよ。
素っ気ないクルマでさえも、
クルマがあれば、
我々はそれを楽しむ文化を持ち合わせている。
私はこの先も、楽しんでいきたいのだよ。
朝起きて、飯食って、また寝てた。
無駄に過ごしているようだが、
先週の仙台出張から休み無しだったんで、
ここんとこ、日中の眠気が抜けなかった。
なもんで、
ゆっくりしていたかった。
天気が良ければ、
バイクでも洗って冬眠に入ろうかと。
昼頃、
雨が降り、何だか気分が乗らん。
明日にしよう。
TVなんか眺めて午後を過ごす。
会社からTELも来ない。
よしよし。
さあ、
今晩は忘年会。
髭でも剃るか。