昨夜の夢。
夜の建造物。
大きいが、そんなに高層でもない。
3階建てぐらいだ。
そこに凶悪犯が立て篭もり、
監禁されている人が居る。
その建物は、
どうやら学校の様だ。
今は学校として使われてはいない様だ。
廃校というよりは、
新たな使われ方をしている様だ。
多分、この夢の設定は、
つい一昨日、工業高校の職員室で和んでたもんでな。
春休みって事でな、
センセ(同級生)も、ダラっとしててな。
まあ、昔話なんかに花が咲いた訳よ。
随分遅い時間まで居た訳よ。
帰りは、真っ暗。
人気の無い廊下は、独特の雰囲気。
重い闇が、スゥッと近づいてくる。
少し、気(ケ)のある私にとっては、
結構、感じる
危険な感じでは無い。
行き場の無い何かが、たまたま集まっている様な。
ともすれば、
私を通り過ぎて行く様な。
で、
夢の話に戻ろう。
私は、その誰かを救出しなければならない、のだ。
で、
囚われているのは、
前の会社の、息子・・・
何故だ?
この夢の暗示するものとは・・・?
ま、まさか、彼に、
何か大変な事が・・・・・・!!!!
そうなのか~!
まあ、
どうでもいいんだけどね。
で、
夢の話だ。
私は警察が到着するまで、
事を安全に運ばねばならない。
警察に的確な情報を与え、誘導する為に、
私は危険を犯し潜入している。
階下のポイントに移動する。
しかし、直下には移動できない。
非常に危険だ。
ともすれば、
彼に危険が及ぶ。
まあ、
夢だから、どうでもいいんだけどね。
私は連結する棟に辿り着いた。
気配を伺う。
しかし、警察への連絡が不通だ。
クッ、この大切な時に。
一体、どうなているんだ。
焦りの色が私の顔に浮かぶ。
突入?
しかし、それは無謀。
虚しく時間が過ぎる。
彼の命は・・・・・・?
場面が変わる。
夢には、ありがちだろう?
何処かの商店街を、歩いている。
宛ても無く。
目的地がある訳でも無い。
それでも、軽やかに、通りを進む。
何も考えていない。
でも、それで良さそうなのだ。
ゆっくりと、どこかに向かおうとしている。
それが、何処でも、いっこうに構わないのだがね。
夢の画面が明るくなる。
久々の動悸で目が覚める。
ああ、
昨夜、飲み過ぎたかな?
さあ、
スタートの季節だ。
混沌とした春の始まりだ。
しかし、
こんなに穏やかな春は、
いつ以来なんだろう。