青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

こんな遊園地がありました・・みなと遊園

2022-02-13 | 昭和・懐かしい大阪の風景

イル~カ、ペンギン、アカアシガニ、ジンベイ、マンボウ♪ と言えば、天保山の海遊館ですが、大阪市港区に、かつてこんな遊園地があったことを知っている人が、今ではどれくらいいるのだろう?

ここは大阪市営地下鉄4号線(大阪メトロ中央線)の、弁天町~大阪港間が開通した昭和36年に開園しました。場所は天保山の南側、現在天保山第3コーポが建っているところです。

 

みなと遊園

 

知りません?

納涼おばけ大会の看板も見える、昭和40年の夏の写真です。北側には天保山運河を挟んで、此花区・日立造船所桜島工場のドックが見えています。

昭和36年に開園しましたが、入場者数の低迷から赤字を出すようになったため、入場者数を増やすために、遊園内に「シルバープール」を昭和42年にオープン。そのプールが黒字経営であった為にみなと遊園休園後も、プールだけは営業していましたが、みなと遊園跡地(2万1,565平方メートル)を大阪市住宅供給公社へ売却するに至り、昭和47年に閉園となりました。

大阪~神戸の阪神間には、いろんな施設がありましたが、どんどん無くなって現在に至っています。遊園地が無くなり、大劇場はシネコンとなる。喫茶店はスタバ、ドトール等に置き換わり、ファミレスさえ減少。コロナ禍が無くても、人が集まる場所は減る一方でした。これからの子供たちは、どんな思い出を作りながら大きくなるのでしょう・・。



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