阪神・淡路大震災の鎮魂と追悼、町の復興を祈念し、1995年から毎年12月に開催されて来た光の祭典「神戸ルミナリエ」。
やっと4年ぶりの開催となったのですが、開催期間が12月ではなく、1月19日から28日までの開催になり、かつ有料になっています。
観る場所もこれまでのように居留地を散策するようなルートのものではなく、飛び地のように3つのエリアに分かれているので不便だし、全く趣が変わることになる。
そもそも神戸の企業寄付におんぶにだっこで開催していたので、半強制のような企業に対するお金集めは相当な不評を買っていたが、こういう変更では、これまでに比べて来場者が減るだろう。最盛期には500万人以上だった来場者が、省エネ志向や会期縮小の影響で近年は300万人に減少し、毎年「募金」を募る看板が目立っていましたが、来場者の有料化により、いよいよ存続が危ぶまれる気がします。