明日は西日本から東日本の広い範囲で、台風と梅雨前線の影響で大雨になる見通しです。僕は大阪～横浜～東京というように、都会に住んで来ましたので、阪神淡路～東日本～北大阪の大震災は全て直撃されましたが、それ以外には大きな自然災害には直面していません。しかし、都会だから安心と言うことは全くありません。
子供の頃の昭和に記憶を戻すと、服部～庄内の天竺川堤防の崩壊、豊中～蛍池の千里川の決壊、池田の猪名川の増水と、大きな水害も経験しています。当時は昭和で、まだまだ町が整備されていなかったという背景もありますが。
今日の写真は全て昭和40年の台風23号に、池田の街が襲われた時のものです。この写真は国道176号線の池田郵便局前。現在と同じ場所ですが、国道が水に浸かってしまいました。
ここは緑ヶ丘の住宅街を川のように水が流れていく様子です。丘陵地だから水の被害が無いなんてとんでもない話です。
池田市の場合は五月山山麓の方からは、土砂崩れ。街の横を流れる一級河川「猪名川」の決壊と、2つも大きな危険を実は秘めています。
こちらは台風でアーケードの壊れた池田商店街です。商店街中ほどから、176号線を向いた写真です。左手に「呉服はやっぱり京屋」の垂れ幕。右手には「鈴木中央医院」の看板が見えます。
このような災害が全国どこの街にも起きないように、心から願っています。非常食や飲み水と簡易トイレだけは、僕は常に用意しています。スマホ片手に過ごしている人々も、いざ災害に直面すると、食べるものとトイレにだけは必ず困ります。忘れないで下さい。
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