青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

三番街シネマ ~シネマ1・2・3

2024-06-06 | 昭和の映画館

大阪梅田の茶屋町。ユニクロの向かいにあるのが百又ビル。現在はイースクエア茶屋町ビルとなりましたが、かつては1階がゲームセンター、喫茶店。上階にはボウリング場と映画館3館が入っていました。スクリーンは小さ目でしたが、よく利用した映画館です。勿論このブログに取り上げられているので、今はもうありません(笑)

写真は平成19年(2007年)9月の、ラスト上映の時。映画館には青春時代の思い出が詰まっていますので、閉館はどこの映画館であっても寂しいものです。

映画のチラシを窓口に貰いに廻っていた1975年の4月に、三番街シネマはオープン。暫くするとシネマ2がオープンして2館が入っていました。阪急梅田駅からすぐなので、映画を観て紀伊国屋に寄って帰宅するという簡単散歩コースにしていました。1977年12月にシネマ3がオープンして、全盛期の3館体制に。

この頃は少し中津に向かって歩くと、「梅田スポーツガーデン」があり、スケートリンクも人気がありました。80年代にはまだ残っていたのですが、いつの間にか消え去ってショックでした。羽生選手がスケートで大人気になっても、スケート場は全く増えない。人気選手が出れば、そのスポーツも普及するという流れが、今や消え去っていることに驚きます。

この当時はどこもそうでしたが、座席指定も入れ替えも無い良い時代でしたので、面白い映画は2回観たものです。

シネマ1では「ハバナ」、シネマ2では「パリ、テキサス」を観たのを覚えていますが、どの館かは分かりませんが、「13日の金曜日」「プロ野球を10倍楽しむ方法」「007シリーズ」等もここで観ました。

閉館時の最後の上映作品はシネマ1が「もののけ姫」、シネマ2が「お葬式」、シネマ3は「サタデー・ナイト・フィーバー」で、意外と言うか、ちょっと僕が足を運ぶ映画ではないなと、ラストショーには行くこと無く、とても残念だった気持ちを覚えています。

 



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