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青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

キサナドゥ ~神戸のディスコ

2021-10-05 | 昭和の喫茶店

「喫茶店」ではなく、「神戸のディスコ」なのですが、ブログのカテゴリーを増やし過ぎるのも何なので、このカテゴリーにアップさせてもらいました。

神戸・三宮にあったディスコ「キサナドゥ」。関西には珍しいフリーシートシステムのディスコ。神戸という土地柄もあって外人さんも多く、カーニバルのような雰囲気になるお店でした。下山手通りのビルの7階にありました。

ここでの思い出は、大学のゼミコンパ。

「大変!先生が殴られた!」と、踊りが苦手で、外でお酒を飲むのが嫌いな僕がお茶!(笑)をディスコで飲んでいると、女の子が僕のところにやって来た。すぐに110番するように指示してフロアに駆けつけると、当時60近かった、英国人紳士の教授が袋叩きにされている。(教授は身長が2メートルもあった。)相手は外国人の黒人。

間に割って入ると、有無を言わさず殴って来るので、大怪我しないように軽く大外刈に行くと、右足をひょいと上げて難なくかわされた。こいつ素人じゃないと思った途端、左ハイキックが飛んできたので、右上腕でブロックすると、後頭部に蹴りをもらった。そう二段蹴り!右腕をけった足を地面に下ろすことなく、そのまま後頭部を蹴るという高等技術。カニばさみでテイクダウンして逆十字に極めて取り押さえたと思ったら、太腿を噛まれた。そう、喧嘩ではこういう技の外し方がある。そんなことを始めて学びました。最後は脇固めで抑え込んだところに警察官が来てくれました。



ちなみにこの黒人は現役アメリカ兵。しつこく僕らのゼミの女子に声を掛けて来て、しまいには抱きついて来たので、先生がいさめると殴って来た。普通2メートルの大男に注意されたら怯むけどね。ディスコの暗闇に白い目と白い歯が不気味に浮かび上がって、しかもライティングが点滅してたりして、とても不気味だったダンスフロアの光景が忘れられない。今でも夢に見ることがあります。あの時は警官に救われた。あのままだったら、僕は相手の腕を折るけど、そうなると向こうも何するか分からなかった。

喧嘩はスポーツや武道と違うので、絶対に巻き込まれないようにしましょう!



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