えしぇ蔵日記

えしぇ蔵日記のブログ版です。

ミニピザ

2009年05月31日 | Weblog
午前中はM島さん、午後から「マツノデザイン店舗建築」さんへ。
先週娘さんが結婚されて、セガールしゃちょーはちょっと寂しそうだった。娘が巣立っていくと父親はやっぱ寂しいやね。
 
今日はえしぇ蔵クッキング。買物してから帰宅し、夕方から調理開始。洋風のカツオのたたきと、餃子の皮で作るミニピザを作った。まずまずの仕上がり。餃子の皮のミニピザは特に好評で、食事しながら「アスパラのせてみるか」「海苔で和風にしたら?」と家にある素材でいろいろと工夫してバリエーションを考え出し、様々なミニピザを作った。食べて飲んで、思いついたら作って、また食べて飲んで、また思いついたら作って・・・これって楽しいやね。
 
「たそがれ」
 
ミニピザと カツオのたたきと 白ワイン
グラス傾く 初夏のたそがれ
 
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音の海

2009年05月30日 | Weblog
早朝から「ムラオ商事」さんのパソコンのメンテ。その後、「ヘアーショップ ムーヴ」さんで髪を切ってもらった。
 
ワシ: 「私ですね、新陳代謝がいいのか髪とか爪がすぐ伸びるんですよ」
ワカガシーラ: 「そうなんですか」
ワシ: 「腹もすぐ減るし」
ワカガシーラ: 「あはははは!」
ワシ: 「高校の時とか1日8食くらい食ってましたね(笑)」
ワカガシーラ: 「中学・高校の時とかやたら腹減りますよね。俺、家にあるもん片っ端から食ってたらおかんから”シロアリ”っていうあだ名つけられましたよ(笑)」
ワシ: 「あはははは!(笑)『このシロアリが!』って?」
ワカガシーラ: 「そうそう。実の母親にシロアリ呼ばわりですよ(笑)」

そう言えば学生時代はいつも腹空かしてたなぁ・・・。
 
午後から「マイネット」さんへ。サラリーマン時代の上司のKさんに新しく開発したシステムの営業の展開について相談に乗って欲しいと言われて、僭越ながらワシの意見をお伝えしてきた。尊敬してたかつての上司に相談されるなんて恐縮の極みだ。新システムがうまく軌道に乗るといいけど。
 
夕方、リカちゃんに姫を乗せて久留米へ。「古雅書店」の古賀さんが参加している久留米市民オーケストラの定期演奏会を聞きに行った。今回はベートーベンの「英雄」をやるということで古賀さんも気合が入っていた。なんせ50分もの超大作だ。練習はさぞかし大変だったことだろうが、仕上がりはバッチリだった。演奏終了後は割れんばかりの満場の拍手。ブラボーの声も上がった。非常に素晴らしかった。オーケストラは様々な楽器が調和して創り上げる芸術であり、音楽の一形態として一番複雑かつ奥の深いものかもしれない。なにしろ感動のスケールが大きい。演奏中は旋律の波間に漂う小船に身を預けているような、自ら制御できない感動の中に放置されている感じが適度に心地いい。名曲はCDで100回聴いても生で1回聴くことにはかなわない。楽器から発された音が空気を伝わって直接耳に入って来る時にはもはや耳だけで聴いているのではなく、身体全体に沁み込んでくる感じがする。時々はこういうコンサートに来るべきだなとしみじみ思った。
 
「音の海」
 
音の海 浮いて流れて いづこにか
流されゆきて 満たされし我
 
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才を持つ人

2009年05月28日 | Weblog
あおば不動産」さんでI本さんにお会いした。

I本さん: 「どうだ?最近なんか面白いもん読んだか?」
ワシ: 「いや、これといって特に・・・」
I本さん: 「こないだな、ちょっと賞金稼いでやろうと思ってな、伊藤静雄賞に応募してみたぞ」
ワシ: 「お!ほんとですか?詩を出されたんですか?」
I本さん: 「うん。出してみた」
ワシ: 「私ですね、I本さんの詩はすごいと思いますよ、ほんとに」
I本さん: 「そうか?誰もわかってくれねーけどな。はははは!」
ワシ: 「いや、あれは絶対にすごいです。私の名前書いてどこかに投稿してみたいくらいです」
I本さん: 「おお。投稿していいぞ。はははは!」

I本さんの詩のクオリティは半端じゃない。ワシも有名どころの詩人の作品はだいたい見てきたが、大家の作品と比べても決して引けをとらない。何かの賞はとるべきだと思う。地方の小さい賞ではなく、全国規模のビッグな賞を。あまりにもったいない。
 
(I本さんの詩の一部をご紹介)
 
 
「遍歴 Ⅲ」
 
漆黒の闇を浮遊する前世
悠久の歴史を繰り返しながら凝縮して
突然にその一点を奇跡のごとく打ち破り
誕生する美しい不文律
そしていきなりなまめかしさに変わるお前
盛装する薔薇よ
その姿態がどれほど美しいか意識もせず
なにを考えているかをまったく示さず
「薔薇の内部」の詩人を無視し虜囚となし
襲われる瞬間に激しく拒絶し
沈黙の果てに自死する
そしてお前の足元にひれ伏して
破滅するものへは
静かな侮蔑を残すのみである
 
詩集「レモノワール」より
 
 
これぞプロの領域だ。I本さんは若い頃に小説を大江健三郎に絶賛されたことがあるが、その才能はこういう詩を見ても未だ健在であることがわかる。はぁ、ちょいと詩を書くのが億劫になるなぁ。
 
「才を持つ人」
 
文学の 才を持つ人 持たぬ人
神に訊きたし われはいづれと
 
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新居

2009年05月27日 | Weblog
最近は姫が朝早くに出かけるのでつられてワシまで起きてしまう。夜は10時半就寝げな。もはや年寄り夫婦・・・。
 
Policeの初期の頃の曲はシンプルでストレートで熱くて、なんか身体の芯に響いてくる感じがいい。やっぱStingって若い頃から天才やったんやな。
 

 
「粕屋のお客さん」の社長御夫妻は家を新築される。来月から着工らしい。
 
ワシ: 「ついに着工ですね」
奥さん: 「はい。完成したら・・・」
ワシ: 「完成したら?」
奥さん: 「お祝い持って来て下さい」
M田さん: 「あはははは!」
ワシ: 「普通、そうきたら『ご招待します』とかになるんじゃないですか?(笑)」
奥さん: 「いいえ、なりません(笑)」
ワシ: 「じゃぁ、カレンダーかなんか持って行きます」
奥さん: 「いりません!(笑)。冗談よ。招待しますよ」

かなりこだわって計画を練ってあるので出来上がりがめっちゃ楽しみ。
今年はワシらの新居移転計画も始動しなければいけない。新たな土地で新たな人生だ。
 
「終の棲家」
 
われをよぶ 声は西から南から
いづれが終の棲家となるや
 
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礼節と誠意の人

2009年05月26日 | Weblog
6月にみんなで「漁火」にそば食べに行きましょうね・・・とあれほど約束していたのに、待ちきれず一人で食べに行った「東部ハウジング」のA貞さん。「めっちゃうまかったです」げな。まったくもう。
 
ウイルホーム」さんの奥さんのご両親がお茶が大好きということだったので「星香園」のお茶をプレゼントしたらご本人から誠に丁重なお礼のお電話を頂いて恐縮した。ワシをプロの作家だと誤解して「先生」と呼ばれるので恥ずかしくてうまく言葉も返せなかった。それにしてもワシの2倍以上の人生を経験されてきてるというのに固陋にも尊大にもなることなく、礼節と誠意をもって人に接する姿勢はまさに日本人としての模範と言っていいのではないだろうか。本当にすごい人ほど低姿勢。これは絶対に間違いないことだと思う。
 
「稲穂」
 
実るほど 頭をたれし 稲穂見て
学ぶは多し 青田のわが身
 
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社会貢献

2009年05月25日 | Weblog
早朝から「九大病院」へ。月に1度の術後の検査。経過は順調。問題ない様子なので次回は2ヵ月後。おかげさまで順調そのものだ。感謝の日々・・・。
 
コスモ不動産」さん、「システムハウス」さん、「ユーキハウス」さんとまわって、夕方は久しぶりに「リバティ」さんへ。
ガルシアしゃちょーはスカッシュというスポーツの国内での認知を高めること、スカッシュを通して日韓の友好をはかることに日々奔走されている。こういう”己の利益”の範囲を超越して自分の時間を使う人に対しては敬意を持たずにはいられない。ワシの日々の動きは所詮己の口を糊するためのものに過ぎないし、その範囲から一歩外に出る余裕はまだまだ持てない。でもいつかはワシも社会貢献のために自分の時間を使ってみたい。
・・・それにしてもなんであんなにデンゼル(猫)はワシになつくのだろう??
 
「自己」
 
追う夢も糧も おもへば 自己実現
かなへしのちに 残る侘しさ
 
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古民家

2009年05月24日 | Weblog
M島さんに「日記で見てると先生はかなりお酒強そうですね」と言われた。冷静に考えるとそうかもしれない。家で一人で飲む時には気付かないうちに結構な量を飲んでいることがある。焼酎のお湯割りを飲んだ翌朝に、減った焼酎の量を計ったら4合分あった時があった。焼酎4合は日本酒の7合くらいに相当するかな?それってやっぱり多いわな。さすがに最近は弱くなってしまったが、20代の頃はもっと飲んでいた。日本酒で1升を超えたことは何度かある。最高は1升半。自分の記憶では二日酔いは二度だけ。ほとんどの場合、翌日はすっきりしている。アルコールの分解能力に優れているのだろうか?だが晩酌はしない。最近では週に1度飲むくらいのペース。それも量は少ない。だからかもしれないが家で一人で飲む時は羽目を外してしまう。
 
午後は姫と前原の友人宅へ。古民家を再生した茅葺の屋根の家に住んでいるので、その住み心地もろもろ話を伺うために訪問した。
この家の茅葺は数年前の建築時にワシも一度だけ手伝いに来たことがある。土間があって囲炉裏があって五右衛門風呂があって周り縁があって、七輪、火鉢、屏風、欄間、箪笥、蓑傘、わらじ・・・一体いつの時代?と言いたくなるような情緒ある古い日本家屋の中にいるとなんとも不思議なやすらぎを覚える。そこで玄米とお味噌汁をご馳走になった(それも御膳で)。調理も薪と炭でされるという徹底ぶりだからすごい。
食後にみんなで周辺の山に散歩に行った。前原の身近な自然の素晴らしさには改めて感動した。おいしいものを食べておいしい空気を吸ったので心身ともにリフレッシュした。
 
「百年の家」
 
うつりゆく 人のはかなき いとなみを
黙して知るか 百年の家
 
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2009年05月22日 | Weblog
ウイルホーム」さん、「Rプランニング」さんとまわった後、飯塚へ。「質みよし」さんで着物の撮影。
今日撮影した着物の中に、柳の模様のものがあった。そこで「最近は柳の木を見なくなった」という話になった。言われてみればそうだ。かつて町の中に川が流れていれば必ずどこかに柳があったような気がする。そもそもなぜ川の渕には柳が多かったのだろうか?ちょっと調べてみた。
「柳は水に強く根がしっかりとはるので川岸の地盤を強くするのに適していた」
・・・ということらしい。要するに今は護岸工事がバッチリできてるから柳は用済みというわけなんだな。なるほど。かつての役目がなくなったとはいえ、柳も日本を象徴する木の一つだから消えていくのはやはり寂しいものがあるな。
 
「柳」
 
おもひでの 背後にゆれる 柳かな
 
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ぎっくり腰

2009年05月20日 | Weblog
「新郷商会」の源太さんのぎっくり腰はだいぶ回復されたそうな。ワシがかつて2度ぎっくり腰になった時にお世話になった駅前の「清水整骨院」を紹介したが、そこに3回通ってよくなったとのこと。先週のつらそうな源太さんを見てるとかつての自分を思い出した。”あの靴下もはけない”自分を。人間はどんなささいな動きにも腰の筋肉を使っていたんだと知って驚いたっけなぁ。1回目はジムでベンチプレスをしてた時。2回目は家で新聞を拾おうとした時。2回目が笑うよな。ほんのちょっとした動きでなるんだよな。怖い怖い・・・。
 
三開発」さん、「太田自動車鈑金」さん、「田川のお客さん」と筑豊方面を巡回した後、小倉へ移動。「行徳クリニック」さんにお邪魔してパソコンの入れ替え作業。ついでにプラセンタ注射もお願いした。これってほんと不思議だ。めっちゃ元気になる。
福岡に戻ってから「まつむら」で行徳先生と飲んだ。実は先週の土曜日も「粕屋のお客さん」とここで飲んだばかり。たいがい御用達やな。しかしいつも期待を裏切らない。ほんとにいい店だ。今日はいつになく行徳先生と他愛のない話で盛り上がって、いつもとは違う楽しさがあった。
 
「麦」
 
麦の穂の においにむせて 糸田町
 
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七人の侍

2009年05月19日 | Weblog


 
今夜は姫がいないから自分で肉じゃが作って焼酎を飲んだ。パソコンに保存している「七人の侍」を見ながら。これはワシの宝物だ。日本の映画の最高傑作だ。こんなに面白くて無駄のない脚本は世界でも数少ないのではないだろうか?
 
ワシが個人的に好きなシーンは、
1.志村喬が侍を集めている時にかつての家来の加藤大介に再会し、志村喬が「金にも出世にもならぬ戦があるがついてくるか?」と言われ迷わず「はい」と答え、「死ぬかもしれんぞ?」と言われてにやっと笑うシーン。加藤大介の強い眼差しにしびれる。
2.三船敏郎が百姓の赤ちゃんを抱いて「これは俺だ!」と叫ぶシーン。じーんとくる。
3.宮口精二が単身命がけで敵陣に挑んで種子島(鉄砲)を奪ってきた後、全く誇ることなく平然としているところへ木村功 が来て「あなたは素晴らしい人です。私は前からそれが言いたかったのです」と言うシーン。人が嫌がる仕事をやりとげて少しも誇らない。男はこれだなと思う。
4.土砂降りの中の戦いの場面で志村喬が弓矢を構えるシーン。めちゃめちゃかっこいい。
 
あぁ映画は芸術だな、喜びだな、と思わせてくれる作品だ。
 
「七つの手本」
 
生き方を 学ぶ 七つの手本かな
 

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