えしぇ蔵日記

えしぇ蔵日記のブログ版です。

夢の翼

2010年07月31日 | えしぇ蔵的歴史探訪
宅建の勉強に本腰を入れたけどあまりに難しいのでなんか打開策はないかと本屋でテキストを探したら面白いのがあった。難しい法律用語を、”要するにこういうこと”と言い直してくれるのですごくわかりやすい。それに例えが結構笑えるし。これなら少しは理解が進みそうだ。
まぁ慌てる必要はないしぼちぼちやるか。本当のターゲットは来年だし。気負わないのが信条だ。

7月31日といえばサン=テグジュペリが偵察飛行中に行方不明になった日だ。1944年の話。ワシは長いこと彼の機体は発見されてなく、真相は謎のままと思いこんでいたが、なんと1998年に彼のブレスレットがトロール船によって発見され、2000年には海底に沈んだ彼の機体が発見されたそうな。さらに2003年にはその機体を海中から引き上げているらしい。知らんかった・・・。撃墜したホルスト・リッパート曹長はサン=テグジュペリの愛読者だったらしい。運命の皮肉か。彼も人間世界全体がおこした不必要な悲しみの炎に、避ける術もなくくべられた薪の一本というわけだ。
自由になった魂は今頃どこを飛んでいるだろうか?後部座席には星の王子様がいるのか?

「夢の翼」

夢を追う 翼はいつか 夢にをり
 

(アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリに捧げます。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリ蚊第7艦隊

2010年07月29日 | Weblog
最近、早く帰れた日には裏庭の草取りをしている。この時期に草取りとなると当然やつらが襲ってくる。アメリ蚊第7艦隊の飛行隊だ。毎度毎度やつらと戦っていると徐々にその攻撃パターンがわかってきた。
まず、母艦であるジョージ・蚊シントンから飛んでくるのは第115早期警戒飛行隊のE-2Cホーク蚊イ。これがワシを発見して母艦に知らせる。そして第136電子攻撃飛行隊のEA-6B蚊ラウラーがワシの周囲で羽音を発して神経的な苛立ちを助長する。その後に第102戦闘攻撃飛行隊のF/A-18F蚊ーネットの攻撃が始まる。ワシはそれらと戦いながら草をとる。しばらくすると第102戦闘攻撃飛行隊は燃料と弾薬切れで引き上げていく。お?あきらめたかな?と思うのもつかの間、今度は第27戦闘攻撃飛行隊のF/A-18E蚊ーネットの編隊が襲ってくる。ワシは草取り作業のためろくな防御もできない。全速で旋回して攻撃を回避するが被弾は多い。やがてまた攻撃隊は引き上げるが、休む間もなく第115戦闘攻撃飛行隊のF/A-18E蚊ーネット編隊が、続けて第195戦闘攻撃飛行隊のF/A-18C蚊ーネットの編隊が襲って来る。ここでワシは作業を切り上げて撤退。全くアメリ蚊第7艦隊に歯が立たずに戦闘は終わった。ワシは臀部に3箇所、顔面に2箇所他かなり被弾したが、ワシが撃墜できたのはF/A-18E蚊ーネット2機のみ。圧倒的にやつらの勝利に終わった。

「睡魔」

草取りの 句をひねりつつ 睡魔かな
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふるさとは・・・

2010年07月28日 | Weblog
仕事が終わってから髪を切りに「ギャルソン」さんへ行った。

ワカガシーラ: 「こないだ対馬に遊びに行ったんですよ」
ワシ: 「お!そうですか。どうでした?」
ワカガシーラ: 「めちゃめちゃ楽しかったすよ。また行きたいです」
ワシ: 「よかったですね。あんな何にもないとこで楽しめましたか(笑)」
ワカガシーラ: 「ほんと何もないすね(笑)。コンビニもないですよね」
ワシ: 「ないですないです。モスバーガーが1軒あるだけで大変なことですよ」
ワカガシーラ: 「マジですか(笑)」
ワシ: 「信号もあんまりないし」
ワカガシーラ: 「あ、なかったです!」
ワシ: 「下手したら目的地まで1回も止まらないで行けたりしますもんね」
ワカガシーラ: 「そうそう。ずーっと走ってました」
ワシ: 「どのへんをまわったですか?」
ワカガシーラ: 「いろいろ行きましたよ。一番南から一番北まで」
ワシ: 「1周ですか。すごいすね。”ヤマネコ注意”ていう道路標識見ませんでした?」
ワカガシーラ: 「見ました見ました(笑)。対馬の友達がイノシシとか鹿はたくさんいるって言ってました」
ワシ: 「鹿とかめっちゃたくさんいますよ。私、学生の頃に小さい島に渡って泳いでたら、数10メートル先に長い首出して泳いでるものがいたから、『うわ!ネッシーや!』て思ってめちゃめちゃビビッたんですけど、岸に上がってきたら鹿でした」
ワカガシーラ: 「あははははは!」
ワシ: 「鹿が泳いで島に渡るんですよ。めちゃめちゃびっくりしましたよ」
ワカガシーラ: 「へー!」
ワシ: 「あと、学生の頃にものすご広い草原でゴルフの真似事して遊んでたら、大量の鹿が集まってきてずーっとゴルフ見てましたよ。私らのゴルフのギャラリーは鹿です(笑)」
ワカガシーラ: 「あははははは!」
ワシ: 「打った後、私らが移動したら鹿のギャラリーもぞろぞろついてくるとです(笑)」
ワカガシーラ: 「打つたびにぞろぞろ?(笑)」
ワシ: 「そうそう(笑)」

思えばよくあんな原始的なところで高校卒業まで暮らせたもんだなと思う。生まれた時からいるから別に何とも思わないが、転勤とかで都会から来るとノイローゼになる人もいるのではないだろうか?あまりののどかさに。

「ふるさと」

「ふるさとは 遠きにありて おもふもの」
福岡にいて しみじみおもふ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誠心の種

2010年07月26日 | Weblog
ワシが小説の評価のことでずっと悩んでたので、「中国鍼灸院」の呉先生が励ましの漢詩を作って下さった。こんな素晴らしい詩をワシ個人のために書いて頂けるなんて、ワシも幸せ者やなぁ。感謝、感謝・・・。(呉先生、ありがとうございます。)

「傑作」

呉炳宇

種豆能得豆、(豆の種より豆を得るべし)
種瓜可得瓜。(瓜の種よる瓜を得るべし)
筆耕誠心種、(誠心を種として筆耕すれば)
傑作出蔵家。(傑作蔵家より出づ)

(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)

豆の種からは豆がでくるし
瓜の種からは瓜がでくる
誠心ば種にして筆耕すりゃ
えしぇ蔵にも傑作は書けるばい


今日はワシがいる間に自転車競技をされているという男性の方が治療に来られた。なんでもワシの日記から呉先生を知って通われているそうな。先生の治療で着実に身体の調子がよくなっているとのことだった。
「えしぇ蔵さんっててっきり70歳ぐらいの人だと思ってました」と言われた。さもありなん。この文体じゃそう思うわな。話があうのも年配の人ばかりだ。ワシは生まれてくるのが遅すぎたのだ。


今日は4社まわった。最後は「
雷山千如寺」さんでお盆の檀家まわりの日程表の作成を手伝った。檀家さんの数が半端じゃないからお盆時期の和尚さんは多忙を極める。暑さで体調をくずされないといいのだが。まぁ和尚さん丈夫だからいらん心配かな?

「種」

文学の 誠の心を種として
耕すのちの 実りやいかに
 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猛暑のうきは

2010年07月25日 | Weblog
猛暑の中、うきは方面へドライブ。まずは「井戸」でうどんを食べた。やはりうどんそのもののうまさという意味ではここが福岡で一番だろうと思う。あのコシは素晴らしいな。相変わらずうまかった。ワシと姫の分でちょうどぶっかけが終わったので後のお客さんにちょっと申し訳なかった・・・。

去年もお世話になった「内藤ブルーベリー園」さんでブルーベリーをゲット。去年も猛暑の日でおじさんくたびれてたが、今年もおじさんは「どげんかなるー」とかなりきつそうだった(笑)。

次は姫のお気に入り、そして「
ベジキッチン」御用達の「正島工房」さんへ。ここの器はどこか優しさを形にしたような印象を受ける。見てるだけで和む。もちろん料理にも映える。それにしても画家や陶芸家のように芸術的センスを生かす仕事ってのは憧れるね。

最後は「耳納の里」で買物して帰宅。暑い休日だった。

「遠き夢」

遠き夢 いづれの山か 我を呼ぶ
ここぞ汝の 終(つい)の棲家と

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インセプション

2010年07月24日 | Weblog
本日も猛暑なり。「不動産のトーカイ」さんの後、八女市の「江田建設」さん、星野村の「星香園」さんとまわったがとにかく暑かった。

宅建の勉強にちょっと本腰入れよう。今年はダメでもともと。本当の勝負は来年だ。
とはいえ、もしも将来不動産取引をするとなると若干の不安はある。とにかくこの業界はクレームを避けることはできない。精神的に疲れる仕事だ。ワシのような大雑把な人間がやると絶対に後でトラブルを起こしそうだ。ちょっと自信ないなぁ。

宅建の勉強と平行して小説も書かないと。昨日から創作メモを書いてる作品があるが、どうしても情景描写のために現地に行く必要があるので書き始めは9月になるかな。今度は”話にならない”と言われないようなものを書かなければ。
 
それにしても白鵬はすごい。男はやっぱ結果だなぁとつくづく思う。

夜、姫と「インセプション」を見に行った。久々のヒットだった。ハリウッドのエンターテイメント的映画にちょっと失望しつつある昨今だったが、これは面目躍如たる傑作だと思う。とにかく面白かった。もう1回見たい。

「蝉の声」
 
蝉の声 三重四重 五重奏
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

首ちょんぱ

2010年07月23日 | Weblog
昨日、「センチュリー21 小笠原」さんで杉田さんと昔懐かし”首ちょんぱ”の話をしたが、その後誰に訊いても”首ちょんぱ”を知らないという。えー!なんで?ワシらが子どもの頃はやったけどなぁ。

http://www.tombow.com/blog/archives/2005/11/w.html


棒の先にドリフのメンバーの首がついてる。棒を握ると首がぽーんと飛ぶ。まだ志村がいない頃の話だからかなり前だな。
でも考えたらなんてグロイおもちゃだろう。今なら多分、企画段階で却下されるやろ。

ウイルホーム」のSさんにワシの作品のことが載ってる毎日新聞の記事を頂いた。(ありがとうございます。)
”やさしさの小説”ってことで他の数点とともに紹介されてた。やっぱこうやって書かれると嬉しいやね。やる気出るやね。

「猛暑」

弁当を 開く日陰の 争奪戦

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猛暑

2010年07月22日 | Weblog
強烈な暑さ。弁当を車の中で食べたがエアコンが追いつかないほどの暑さなので食後はどこかで涼もうとブックオフに入ったのが間違いだった。封印していた本を2冊買ってしまった。三島由紀夫と井上靖があったもんだから。いかんなぁ。この2冊はほんとにゆっくり読むとしよう。
最近は自分の蔵書の中から名作をピックアップして読み直している。まずは夏目漱石の「草枕」。やっぱりすごいな。知的で洗練されている。大学の頃に読んだけどただストーリーを追うだけで、この作品の良さの半分も理解できてないと思う。今こそわかる名作の重み。一文一文にため息が出る思いだ。

それにしても暑いな。体調維持に気を配らないと。ワシの代わりはいないから休むわけにはいかない。水分をたくさんとること。しっかり食べること。ビタミンとたんぱく質の補給。たっぷりの睡眠。
まだ7月なんだな。先が思いやられる。

また文学賞にチャレンジすることにした。結構有名どころを2つ。だから小説書きと宅建の勉強を掛持ちだ。これから秋までは忙しいぞ。
頑張らにゃいけんばい。見逃しの三振はしない。だめでも思い切りフルスイングするのだ。
 
「猛暑」
 
リカちゃんの 塗装がはげて 猛暑かな
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心躍ること

2010年07月20日 | Weblog
今日はほんのちょっとだけ心躍ることがあった。あぁそれでもいつぶりだろう?本当に久しぶりに心がぱっと晴れる思いがした。井本さんからの情報だが、なんでも毎日新聞の文芸時評にワシの作品が取り上げられているらしい。うちは西日本新聞だからそんなことになってるとは全く知らなかった。まだワシも読んでないのでどういうことが書かれているかはわからないからそう手放しでは喜べないが、燠になってたワシの魂に再び炎を立てるには十分の刺激だった。「午前」の同人の人がコピーを送ってくれるそうなのでとりあえずそれを楽しみに待っていよう。

今頃、女官のF井宅ではパスタパーティーをやってる頃だな。何人くらい集まったのだろう?それにしてもアボガドと明太子といくらのパスタってえらい贅沢やな。

「筆をもて」
 
筆をもて みかねた神の ささやきか
われ書かずして なんの命ぞ
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

十坊山

2010年07月19日 | Weblog
久しぶりに山に登ることにした。海の日に山だ。だがこの気温だから長い距離は危険だ。比較的登りやすい二丈の十坊山にした。「まむし温泉」に車を止めて出発。わずか1時間ほどの距離だがさすがにこの暑さで速度は遅い。それにここ数日体調が今ひとつはっきりしなかったのでそれも影響したのかひどくきつく感じた。今日は珍しく姫のほうが元気だった。
だがそのきつさも頂上の岩に立った瞬間に吹き飛んだ。この景色!一望に海がひらけて最高の眺めだった。なんと見通しのきく日には我が故郷、対馬まで見えるそうな。いやーこの景色で来た甲斐は十分にあった。



下山してからはもちろん「まむし温泉」で汗を流してから帰宅。大量の汗をかいたのでなんと体重が2キロ以上減っていた!だがそれとともに悪いものも出たかのように気分がすっきりして逆に元気になった。やっぱ夏は思い切り汗をかかんとね。

「エアコン」

「7月は エアコンつけぬ 貧乏性」
書いた翌日 エアコン始動
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする