えしぇ蔵日記

えしぇ蔵日記のブログ版です。

再び文学談義

2008年07月31日 | Weblog

なんか今日は特に疲れた。「ヘアーショップ ムーヴ」さん、「あおば不動産」さん、「アルファホーム」さん、「センチュリー21 小笠原」さん、「ブライダルミュージアム ビッビ」さん、「ギャルソンヘアー」さんとまわった。体調を崩さないように。油断大敵。
 
あおば不動産」さんでは、またI本さんのご自宅にお邪魔してパソコンの指導。でもそれはすぐに終わって、またまたグルメと文学の話。I本さんの食べ歩きのデータベースがまたすごい。「あそこのそば屋は行ったか?」「あそこのうどんはうまいな」「ラーメンならあそこだな」「あそこはいいぞ。行ってみたらいい」・・・などとたっぷり情報を頂いた。そして文学の話にもまた花が咲いた。

I本さん: 「三島由紀夫が書いた時の『午前』を見せてやろうか?これだ」
ワシ: 「おお!三島由紀夫!島尾敏雄もいる」
I本さん: 「昭和21年だな」
ワシ: 「島尾敏雄もよく読まれるんでしょ?」
I本さん: 「好きだな」
ワシ: 「島尾敏雄のどれが好きですか?」
I本さん: 「全部いいな。ものの考え方とか、とらえ方とかが好きだな」
ワシ: 「よくお酒を一緒に飲まれてたのはどなたでしたっけ?」
I本さん: 「井上光晴だ。彼とはよく一緒に飲み歩いたよ」
ワシ: 「たしか壇一雄とも飲まれたことあるんでしょ?」
I本さん: 「あるよ」
ワシ: 「壇一雄ってどんな人ですか?『火宅の人』にあるようなだらしない人でした?」
I本さん: 「いや、全然だらしなくないぞ。おおらかで面倒みが良くてな。人が集まるんだよ。いい人だよ。小説書く時はたくさん書くしな」
ワシ: 「へーそうなんですか・・・」
I本さん: 「俺もなぁ、新潮に載った時は大岡昇平や大江健三郎が褒めてくれたんだけどな・・・」
ワシ: 「は?大岡昇平と大江健三郎に褒められたんですか?」
I本さん: 「昔の話だがな。今じゃもう才能が枯渇してだめだ」
ワシ: 「才能って枯渇するんですか?」
I本さん: 「う~ん、枯渇するなぁ」

なんだかんだで文学の話は永遠に続く・・・。
 
えしぇ蔵文学修行の旅は6ヶ月経過。今月終わったのは以下の5冊。
 
「大仏次郎」、「獅子文六」、「尾崎士郎/坪田譲治」、「中山義秀」、「石坂洋次郎」
 
62冊終了、あと26冊。
 
「もの書きの夢」
 
もの書きの
夢を抱きて
ただ生きて
多忙に筆を
ふるう間もなし
 

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礼儀

2008年07月30日 | Weblog

お決まりの水曜日コース。「新郷商会」さん、「三開発」さん、「オアシス珈琲」さんとまわって、最後は「粕屋のお客さん」。今日は社長に「しんぐさん、パソコン買いに行こう。いいやん、たまには俺と買物しょうや」と言われ、アプライドへ。中古のXPで安いのがあった。かなりお得。それにしても中古で既にVISTAが大量に並んでるのには驚いた。
 
今日の夜は韓国の留学生二人がうちに食事に来た。姫と一緒に料理して、おいしそうに食べてた。最初食べ始める時に、目上のワシらが食べるまで箸をとらないで待ってるのには感心した。おぉこれぞ韓国のしつけだと思った。なんと礼儀正しい。今まで何人も若い韓国人を見たが、その礼儀正しいのには毎回感心する。日本人よ、見習おうではないか。
 
「礼」
 
隣国の
若き魂
礼を知る
 

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おねーちゃん

2008年07月29日 | Weblog
ウイルホーム」さんに子ども連れのお客さんが来て、小さい男の子二人がカウンターのところでゲームして遊んでた。事務のIさんがお茶を出してあげたのでそれを飲みながら遊んでたが、お茶がなくなるとかわいい声でおかわりを欲しがった。
 
男の子: 「おかわりください」
Iさん: 「・・・・・・」(←仕事に没頭してて聞こえてない)
男の子: 「おかわりください」
Iさん: 「・・・・・・」(←まだ聞こえてない)
男の子: 「ねぇねぇ・・・」
Iさん: 「・・・・・・」(←さらに聞こえてない)
男の子: おねーちゃん、おかわりください
Iさん: なぁに?おかわり?ちょっと待ってね~」(←なぜか聞こえた)
ワシ: 「小さいのに世渡りうまいなぁ」
Iさん: 「あはははは!おねーさんにはまいったわね」
社長: 「おねーさん?だれが?あつかましい!」

その後、「住まいのイシダ」さん、「東部ハウジング」さん、「ムラオ商事やひめ」さんとまわった。
ムラオ商事やひめ」さんで会社の健康診断の結果をめぐってワシと同じ世代の人たちが集まってやんややんやと騒いでた。何もひっかかってないという人はいなかった。中性脂肪だの、なんとか値だの、かんとか値だの、基準を上回ってる人が多かった。ワシが健康診断で何もひっかかってないというほうが驚きだったらしい。それもこれも姫のおかげやな。でもたまには焼肉食いたい・・・。
 
「おねーちゃん」
 
Iさんを
動かすことば
「おねーちゃん」
 
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黄石公と張良

2008年07月28日 | えしぇ蔵的歴史探訪
一週間の始まりはまず「中国鍼灸院」さんで鍼をうってもらってからと、駐車場に車を止めて中に入ると、おや、こんな朝早くにもう先客がいる。どちらのご夫婦?と思ったらうちの両親だったりする。そういえば昨日からもえちゃん一家と福岡に遊びに来てるんだった。
今日の診察室にはパンの香りが充満してた。「ちょうど今焼きあがったとこヨ。ちょっと食べてみる?いいヨ。どうぞ」と先生にすすめられて親子3人で分けて食べた。これがまたなかなかにうまい!先生やるなぁ。
 
呉先生: 「今日はね、張良の話ネ」
ワシ: 「劉邦の軍師ですね」
呉先生: 「そう。張良が兵法を教わるために弟子入りしたのが、黄石公ヨ」
ワシ: 「あの何回も靴投げた人ですね?(笑)」
  (黄石公は橋の上から自分の靴を川に投げて張良にとってこいと命じた。張良がとってくるとまた靴を川に投げた。これを3回繰り返した。犬じゃないんだから。そして明日またこの時間にここに来たら兵法を教えてやると言ったので次の日その時間に来たら黄石公が先に来てて、「遅いから教えない。明日また来い」と言われた。次の日は思い切り早く行ったけどまた先を越され、「遅いから教えない。明日また来い」と言われた。そこで今度は張良は帰るふりをして家には帰らず、ずっとそこにいた。そしてようやく黄石公に「よし。教えてやる」と許しをもらった。要するに人になにかを教わる時は謙虚になりなさいということ。)
呉先生: 「張良は劉邦が天下とって漢の国を作った後、小さな国をお前にやると言われても断って辞めて締まったヨ」
ワシ: 「辞めてどこに行ったんですか?」
呉先生: 「また黄石公を探しに行ったヨ」
ワシ: 「へー」
呉先生: 「国を作ってしまったら優秀な部下は殺されてしまうヨ。天下とられてしまうかもしれないから。劉邦の片腕の韓信は殺されてしまったヨ。だから張良は殺される前に先に辞めてしまったネ」
ワシ: 「へーなるほど」
 
黄石公と張良の話は文献で微妙に内容は違うが、非常に興味深いものがある。黄石公は張良に書を授け、「お前は10年後に王者の軍師となっているであろう」と予言し、その通りになった。そして「13年後にまた会おう」という予言どおり、13年後に黄色い石となった師匠に再会する。
こういう歴史上の事実を元にしたエピソードは後世の手が加えられてはいるだろうけど実に面白いもんだ。
 
今日は呉先生に自作の詩を頂いたのでここに掲載。まったく見事なもんですな。
 
「卜算子」 蝉蟋
 
呉 炳宇
 
蝉送夏暑歸、
蟋迎秋爽到。
玉杯美酒夕陽紅、
寵辱皆忘尽。
随遇人易安、
知足心中楽
疾病千万謝地天、
神鬼常相助。
 
蝉は夏の暑さが去って行くのを送り、
こおろぎは秋の爽やかさが来るのを迎える。
杯の美酒が夕陽に紅く染まれば、
ほめられたことも、怒られたことも、すべて忘れる。
人に遇って従えば生きやすく、
心中満ち足りていれば常に楽しい。
あらゆる病気は、天地に感謝していれば、
神様も鬼も常に助けてくれる。
 
(訳:えしぇ蔵)
 
江田建設」さんにお邪魔した時、専務に「ウイルスバスターからなんかメッセージが出るんですけど見てもらえますか?」と言われたのでパソコンいじってると後ろで「カシャ!」という音がした。あぁまたやられた。次回は油断しないようにと思うのにいつも撮られてしまう。また専務の日記に登場してしまった。「大工工務店の専務日記
 
今日は3社。「コスモ不動産」さん、「江田建設」さん、「藤田」さん。
夜は姫と待ち合わせして久々に外でイタリアンを堪能した。
 
「パンの香り」
 
目を閉じて
パンの香りや
鍼灸院
 
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モカがない!

2008年07月26日 | Weblog
太田自動車鈑金」さん、「オアシス珈琲」さん、「ウイルホーム」さん、「星香園」さんとまわった。
 
オアシス珈琲」さんで聞いた話。モカが残留農薬検出で輸入ストップだそうな。幸い、「オアシス珈琲」さんではモカの在庫があったので年内は販売ができるらしいが、モカマタリとゴールドモカは販売中止を余儀なくされた。この問題は中国の餃子とは違って、検査する側の基準の曖昧さに問題があるらしい。人体に影響はなく、実際輸入ストップしたのは日本だけらしい。これはちょっとエチオピアの人たちがかわいそうだなと思った。
 
星香園」さんでは牛島さんとの会話がまたまた盛り上がって、しかもその内容を一字一句覚えているのに、残念ながらまたR指定。書いてもほとんど伏字になってしまう。いかんなぁ。次回は日記に書けることを話そう。

星野村の川で遊んでる子どもたちがいた。あのはしゃぐ姿と水しぶきの中に、美しい日本の夏を見た。夏という季節は必ず幼少期を想起させる。子どもにとって夏休みとは自然と戯れるためにあるもので、決して冷房のきいた部屋で問題集を解くためにあるのではない。
 
「水しぶき」
 
せせらぎに
子どものたてし
水しぶき
その冷たさや
肌覚ゆなり
 
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あーるの女御

2008年07月25日 | Weblog
本日は、「システムハウス」さん、「Rプランニング」さん、「質みよし」さん。猛暑で体力消耗気味の状態で「質みよし」さんでの撮影3時間はかなりこたえる。毎回出されるおやつで糖分補給できるのでだいぶ助かってる。あーそれにしてもワシのデジカメもそろそろ限界かな・・・。
 
新解釈徒然草 「あーるの女御」
 
盛夏の陽差し厳しき文月に「あーる不動産」をおとのひて見目麗しき女御とかたらふやいとをかし。
数多の人笑わせけるえのの方の、「かうひいまめお」なる物語やいとをかし。新しき女御のぽんの方、「われ、かうひいまめおの物語読みけり。をかしきこといみじかりけり」といへり。また、つねに「勘弁し給ひそ、勘弁し給ひそ、」といひて笑ひけるあさの方、えしぇ蔵に「いかにして人のことば覚へたまひしや、いと不思議なりけり」といへり。またぽんの方、「われ、そを会得したく覚えけり。いかなる秘訣のありけるや」と尋ねけり。えしぇ蔵、「おもしろきことありける後、時を待たず己のうちにて二度おさらいするは大事なり」と答へけり。また、あさの方、「一日におもしろきこと幾度もありし時はいかにせしや」と尋ねけり。えしぇ蔵、「おもしろきことは自ずと残れり。残らぬものはおもしろくなきことなり」と答へけり。二人の女御、深くうなずけり。
 
「おもしろき話」
 
おもしろき
人のはなしを
おもしろく
綴りしものは
ブログなりけり
 

(すいません。高杉晋作のパクりです。正しくは「おもしろきこともなき世をおもしろく すみなすものは心なりけり」です。ちなみに下の句は野村望東尼がつけたと言われています。)
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時間はつくるもの

2008年07月24日 | Weblog
本日は、「ヘアーショップ ムーブ」さん、「あおば不動産」さん、「アルファホーム」さん、「センチュリー21 小笠原」さん、「雷山千如寺」さんを訪問。しっかし暑いな。今年の夏は長くなりそうだ。
ちょっと面白いブログを見つけた。「
84歳ブログ「紫蘭の部屋」 かなり面白い。ブログにしておくにはもったいない完成度には脱帽した。しばらくはまりそう。ここで紹介してしまうとワシのブログの軽薄さが強調されるな。
 
雷山千如寺」さんで和尚さんがお盆に檀家さんをまわるスケジュール表を作った。さすがに九州を代表するお寺だから檀家さんの数もすごい。それを和尚さん一人でまわるのはさすがに無理なので息子さん二人がお手伝いする。その前には「千日観音」もあるし、そんなこんなで8月の和尚さんは大活躍。
 
「季刊午前」の例会にどの作品を持って行くか思案中。ん~まだどれも浅いなぁ。例会までに新しいの書くか。このくそ忙しい中でか!また「
千の灯火」書いた時みたいに朝5時から起きて書くか。今も5時台に起きるけどもっぱら読むほうに費やす日々。また書くほうに使うかな。
あぁ文学とはなんぞや、なんぞや・・・己がすべてを賭して追うべきや?魂を筆にあずけ、内なるものを書き尽くした後に、三島のごとくみぞおちに刃つきたてて彼岸に渡るべきや?
それにしても三島はすごいやね。もうあれほどの人は出らんやろうねぇ。
 
「那の津」
 
風たへて
波をわすれし
うち海の
眠るがごとし
那の津のたそかれ
 
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先祖の才

2008年07月23日 | Weblog
「新郷商会」さん、「三開発」さん、「オアシス珈琲」さん、「粕屋のお客さん」とまわった。今月で「Mishima」が閉店なので「粕屋のお客さん」が終わった後、社長と食事に行った。ワシにとっては最後の「Mishima」。あぁまた一つ名店が消える。
 
社長: 「しんぐさん、小説は書きよる?」
ワシ: 「はぁぼちぼち書いてます。ESEグルメで連載してますよ」
社長: 「あ、ほんと?」
ワシ: 「こないだ里帰りした時におやじに『賞に応募した小説はどうやったか?』て訊かれたんですよ」
社長: 「うん」
ワシ: 「私が『いや全然だめやった』て言ったら、『お前のじいちゃんは帝大の文学部を出て、毎日新聞で社説を書きよったんやけん、血は受け継いどるはずやけどのぉ』て言われたんですよ」
社長: 「ええ!そうなん?」
ワシ: 「はぁ。私も知らんでびっくりしたんですよ」
社長: 「昔の毎日新聞って今とは比べものにならんくらいすごかったんよ!」
ワシ: 「はぁ。らしいですね。井上靖と机並べとったらしいですけど」
社長: 「へー!!」
ワシ: 「じいちゃんは井上靖のこと訊かれたら、『だらしねぇ男やった』て言ってたらしいです(笑)」
社長: 「すごいやない!じいちゃんに負けんごとがんばらな」
 
先日も作家志望だったI本さんの書庫にワシの母方のじいちゃんの本があって、「あ、これ祖父の本です」と言ったらI本さんびっくりしてた。ワシの先祖はなかなかのツワモノが多い。あぁプレッシャーや・・・家名に泥を塗らんようにせんと。
 
「先祖の才」
 
先祖の才
われそのかけらも
受くるなら
筆をふるひて
恩報いたし
 
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遺跡発掘

2008年07月22日 | Weblog

 
ウイルホーム」さんの近くの駐車場予定地から遺跡が見つかったそうで、その発掘作業を社長と一緒に見に行った。
 
社長: 「あの黒くなっとるとこがあるやろ?」
ワシ: 「どこですか?」
社長: 「ここよここ。わかりにくいやろ?」
ワシ: 「あ、これですか」
社長: 「そう。これが柱のあとらしいよ」
ワシ: 「え!こんな太い柱ならえらいでっかいものが建ってたんですね」
社長: 「そうやろうねぇ」
ワシ: 「へぇ~」
社長: 「発掘の費用はこういう収益物件の場合は事業者もちなんよ。そこがちょっと納得いかんちゃけどね」
ワシ: 「え!じゃぁものすご重要なものが発掘されたらどうなるんですか?」
社長: 「何年も待ったがかかったりするとよ」
ワシ: 「うえー、発掘されたら事業者がっかりですね」
社長: 「そうよ。でも春日、那珂川、筑紫野、太宰府って掘ったらなんか出てきそうなとこばっかりよ」
 
見てる分には遠い古代の生活に思いを馳せたりして興味深いものだが、当の持ち主や事業者にとっては不運以外のなにものでもないな。あぁそれにしてもどんなものが建っていたのだろうか・・・。
 
住まいのイシダ」さんでF井さんが「しんぐさん、あの小説の主人公はしんぐさんですか?」と訊かれた。「千の灯火」の連載を始めてからよくこの質問にあう。「あれはしんぐさんですか?」「実話ですか?」あんな悲しいことが自分の身に起こったら小説にするような余裕は多分ないと思う。あれはぜーんぶ創作。
 
「福岡国際高等学院」さんに授業風景の撮影に行った。今日撮っておかないと夏休みになって9月まで撮れなくなる。撮影の後、少しデザインの打ち合わせをした。
 
東部ハウジング」さんではA貞さんが暑中見舞いの宛名をなんと筆ペンで手書きしてた。手書きのものを貰うっていうのは嬉しいもんだ。印字したものと違って捨てるにしのびない。やっぱアナログのほうが心に訴えるもんだな。
 
「柱のあと」
 
時を知る
柱のあとの
黒さかな
 
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対馬へ その3

2008年07月21日 | Weblog
12時の便で対馬を後にした。あっという間の休日だった。それにしても今回はしみじみ島の過疎化を目の当たりにした。かつてワシが住んでいた頃に比べると著しく活気は無くなっている。みんな一体どこに行ってしまったのかと思うほど、どこに行っても人がいない。厳原でようやくちらほら人が歩いているのを見かけるけど韓国人観光客だったりする。あぁこのままだと本当に島はだめになる。ワシも「対馬の樹」の早田さんみたいになにか活動しなければいけないとつくづく思った。故郷を救うべし!
 
空港からそのまま久留米へ直行。「古雅書店」のヒゲコガさんが出演される久留米市民オーケストラのサマーコンサートを見に行った。サマーコンサートは無料で、曲目も有名な曲やクラシック以外のものも演奏されたりして、楽しい雰囲気を売りにしている。どの曲も見事な演奏で、非常に感動した。今回はヒゲコガさんがよく見える位置に座ったのでそのテクニックをじっくり見させて頂いた。やはり弦楽器はかっこいい。特にバイオリンは活躍する場面が多いのでオーケストラの華だ。ヒゲコガさんみたいな腕があるとさぞ楽しいことだろうな。
 
「朽ちゆくふるさと」
 
ふるさとの
にぎわい去りて
人去りて
朽ちゆく姿
見るに忍べず
 
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