気付けばもう2月最終日。1年の1/6が終わってしまった。やばいやばい。もっと気合い入れな!
今年からは気合を入れて生きていくことを心がけているが、具体的にどう生きればいいか今一つつかめないので、歴史上の人物で模範になる人を探して学ぶことにした。
その一人目として選んだのは、宮本武蔵。二天一流兵法の開祖で、29歳までに60回以上の勝負をして一度も負けたことがない。水墨画などにも優れた才能を発揮し、晩年は兵法書「五輪の書」を残した。
天下無敵の男に己を律する道を学ぼうと思い、吉川英治の「宮本武蔵」全8巻を買った。他の作家の「宮本武蔵」は読んだが、どうも吉川英治のが一番いいという話なのでまた改めて。吉川英治の「宮本武蔵」を読んで影響を受けた人は多いらしい。太平洋戦争の撃墜王の坂井三郎、”フジヤマのトビウオ”と呼ばれた水泳の古橋広之進、ホームラン王の王貞治などなど、勝負師ばかり。そして己に勝った人ばかり。ならば読んでみるべしと。
ただ読みたいだけじゃないのかという話もあるが。
「敵」
つまるところ 敵は己の 内にあり
蔵
掃除、洗濯した後、借りていたDVDを見た。大したことないとはわかっていても、ちょっと見てみたいというタイプの映画。ハリウッドってそういう映画がよくある。姫と見るほどではないもの。そういうのはワシ一人の時に見る。でも見た後に思うのはいつも「あぁやっぱりつまらなかった」ということ。まぁ暇つぶしにはなるか。
今日の10kmランはぽかぽか陽気で気持ち良かった。大濠公園の人出はすごかった。人をよけながら走った。今月もこれで100km達成。
夜は姫の土産のチキンでビール。
「香」
春を知る 思い出せない 花木の香
蔵
なにしろ90日間もかけて1000年にも及ぶローマの歴史をたどってきたので、未だに悠久の時の流れに漂っている自分を感じる。”ローマロス”とでも表現すべきか。気持ちを切り替えて一度カフカを読んではみたものの、気付けばまた塩野七生の本を買っている自分がいた。今度は中世だ。「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」。カエサルにあこがれて、群雄割拠のイタリアを統一しようと企んだ男の話だ。実に面白かった。やはり塩野七生は読ませる。
今日から姫が旅行で留守。今夜の夕食は簡単に済ませたが、明日は餃子でも焼いてたべよう。久しぶりの全くトレーニングもランもしない日だ。焼酎飲むべし。
「独り身」
独り身の 自由と引き換え 家事の山
蔵
最近はカフカの短編集を読んでいる。全く圧倒されてしまう。なにも大作「城」でなくとも、ここにある数ページの小品だけで、自分にも何か書けるかもしれないと思っている人間の情熱の火は簡単に消せるだろう。かくゆうワシの火も消えかかっている。だがここは意地でも踏みとどまらなければ。
あぁそれにしてもここにあるような作品を一つでも書くことができれば!
今日は晴れて気温もそれほど低くないので10kmラン。昨日も10km走ったのでこれで今月70km。だいぶ楽になった。
「ランニング」
ランニング 道をきかれて 一呼吸
蔵
今日は寒い。平地は雪はないが脊振は真っ白だった。
「ヘアーショップ ムーヴ」さんで髪を切ってもらった。
ワカガシーラ: | 「子どもは女の子であることが判明しました」 |
ワシ: | 「そうですか!おめでとうございます!」 |
ワカガシーラ: | 「ありがとうございます」 |
ワシ: | 「名前は私が考えます。何がいいかなぁ……」 |
ワカガシーラ: |
「いやいやいやいや(笑)」 |
ワシ: | 「仕事に関係したのがいいですよね。キリコとか」 |
ワカガシーラ: |
「俺も今同じこと考えてました!(笑)」 |
ワシ: | 「いっそキラキラネームにするとか」 |
ワカガシーラ: | 「俺のばあちゃん、ユリアっていうんですよ」 |
ワシ: | 「マジですか!?」 |
ワカガシーラ: | 「すごいでしょ?」 |
ワシ: | 「めっちゃハイカラですね」 |
ワカガシーラ: | 「当時としては珍しいですよね」 |
ワシ: | 「じいちゃんはケンシロウ?」 |
ワカガシーラ: | 「あはははは!ラオウじゃなしに?」 |
ワシ: | 「結婚する前にフッた男がラオウ」 |
ワカガシーラ: | 「その前につきあってたのがシン」 |
ワシ: | 「そうそう(笑)。ラオウは人に話しかける時に『うぬは』って言うとかね」 |
ワカガシーラ: | 「あはははは!ラオウの”うぬ”ネタは”ボケて”にもよくありますよね」 |
ワシ: | 「ありますね。AKBの『会いたかった~♪う~ぬ~に~♪』とかね」 |
ワカガシーラ: | 「あはははは!」←大爆笑 |
ワシ: | 「やめましょう。こういうね、会話はね、後で思い出すんですよ」 |
ワカガシーラ: | 「思い出し笑いしますよね」 |
ワシ: | 「そして思い出す時って必ず一人の時ですからね」 |
ワカガシーラ: | 「一人でニヤニヤしてしまいますよね」 |
ワシ: | 「ジョギングしてる時によく思い出すんですよ(笑)」 |
そして今日は運転中に思い出してしまった。
「薄化粧」
艶やかな 遠き脊振の 薄化粧
見惚れる歳に 我もなりしか
蔵
今日は朝1件だけ個人のお客さん。あとはのんびり。夕方10kmラン。今月これで50km。
ついに、ついに、塩野七生の「ローマ人の物語」全43巻を読み終えた!去年の11月13日に最初の数冊を買って来て以来、ちょうど90日で読み終えた。予定よりかなり早かった。
ワシもいろんな歴史に関する作品を読んだが、これほど素晴らしいのは初めてだ。作者は書くことはもちろん、それ以前の調査や考察に測り知れない苦労をされたことだろう。書くことは調べることだと松本清張の作品を通して学んだが、今回はそれを再確認した。偉大なるという表現でも大げさでない作品を体験できて、常にない高揚を覚えている。ローマに、イタリアに、更なる興味が生まれた。この本との出会いは本当に素晴らしかった。感謝の一言につきる。
「予習」
知らぬなら素通り 知れば「あぁこれが!」
旅の予習の 「物語」かな
蔵
「中国鍼灸院」さんにて。
「雪梅」
呉炳宇
雪圧梅更紅、 (雪圧して梅更に紅く)
香自苦寒生。 (苦寒に生きて自ずから香る)
偉人多磨練、 (偉人練磨多し)
善敗後必成。 (善く敗けて後必ず成る)
(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)
梅は雪に圧されて余計紅くなると
苦労するけんがいい香りになると
偉い人はいろいろ苦労しとるとばい
失敗してんその後は絶対よくなるけん
今回は実にシンプルでわかりやすい。解説も不要だな。
「狭い門から入りなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広い。そして、そこから入って行く者が多い。 」
(マタイによる福音書 7章13節~14節)
「梅」
雪に圧され 寒にさらされ 紅に
染まる梅にぞ 道を学ばん
蔵
天気が悪い日が続くので外を走れないからどうしたもんかと思っていたが、ジムで走ればいいじゃないかという単純なことに今更ながら気付いて、今日は仕事終わってから那珂川のミリカローデンに行った。昨日筋トレしたのでただランニングマシンで走るのみ。
時速10kmで1時間走ったが、外を走る10kmより1.5倍はきつかった。ランニングマシンだと一切遊びがないからだろう。外を走る時は結構自分に甘いんだろうな。きついとスピード落としたりもするし。そういう意味ではランニングマシンの方がトレーニングにはなるかな。だがなにしろ退屈だ!
「意地」
やめられぬ 隣の人が やめるまで
蔵
今日の夜ランは寒かった・・・。日曜日はハーフパンツでよかったのに今日はまた真冬のフル装備に逆戻り。ここ数日は束の間の春の夢を見ていたような気分だ。
(以下、NFLファンの方はネタバレ注意。スーパーボウルのことを書きます。)
今日、録画しておいたスーパーボウルを見た。早いものでもう去年のレイブンズの優勝、レイ・ルイスの引退から一年だ。
それにしても今年のスーパーボウルは全く予想外の展開で驚いた。ワシの予想の全く反対と言っていい結果だった。おそらくこんなことになるとは誰も思わなかったのではないだろうか?
今年のシーズンが始まった頃、ワシはチャンピオンになるのはモバイルクオーターバックのRGⅢ率いるワシントン・レッドスキンズか、あるいは去年のスーパーボウル敗戦の雪辱に燃えるコリン・キャパニック率いるサンフランシスコ・フォーティーナイナーズか。もしくはポケットパサーのアンドリュー・ラック率いるインディアナポリス・コルツあたりではないかと予想していたが、全部外れてしまった。
勝ち残ったのはトップの攻撃力を持つデンバー・ブロンコスとトップの守備力を持つシアトル・シーホークス。頂上決戦は最強の盾と矛の対決となった。そして頂点に立ったのはどちらか?
結論は多くの予想を裏切って驚きのシアトル・シーホークス。つまり盾が勝ったのだ。それも43対8の大差で!本当にビックリだ。まさかペイトン・マニングが攻めあぐねる姿を見ることになるとは思わなかった。
ラッセル・ウィルソンは2年目でいきなりスーパーボウル・リングを手にした。シアトル・シーホークは初優勝。さぞかしシアトルは盛り上がっていることだろう。
さて、これで今年のNFLシーズンも終わり。9月までおあずけだ。
というわけで次は3月のF1の開幕を待つとしよう。
「スーパーボウル・リング」
東西に 大陸渡る リングかな
蔵
ぽかぽか陽気の日曜日。これが本当の春なら嬉しいんだが、まだまだかりそめだからなぁ。
今日は久しぶりの完全な休み。買物したり、自転車乗ったり、ランチしたり、マラソンしたり。
暖かい日曜日だから大濠公園の人の多いこと!歩く人、走る人、自転車の人と多くてちょっと走りにくいほどだった。
今日は姫も10kmついてきた。この人面白いことばかり言うからおかしくて力を奪われる。
夜、録画した旅番組を見た。フィレンツェだった。行きたくて仕方ない。次回はフィレンツェとその周辺に集中するかな。
「フィレンツェ」
星夜風 ポンテベッキオ アルノ川
パニーニ バザーリ 愛おしきかな
蔵