えしぇ蔵日記

えしぇ蔵日記のブログ版です。

孔孟家訓

2011年02月28日 | Weblog

月曜日に雨となると道が混む。今朝は「中国鍼灸院」さんにお邪魔したが、5分しか時間がなくてちょっとだけ鍼をしてもらった。いつも腰と肩をやってもらうが、ここしばらくは腰痛に悩まされることもないし、肩こりなんて全然ない。こんな仕事してるのにどこも故障なくいられるのは恐らく先生の鍼のおかげだろうと思う。
 
「孔孟家訓」
 
呉炳宇
 
良薬、苦口益病。(良薬、口に苦くして病に益あり。)
忠言、逆耳利行。(忠言、耳に逆にして行ないに利あり。)
家犬悪、主人過。(家犬悪きは、主人の過ち)
妻不賢、夫之過。(妻の不賢は、夫の過ち)
子不孝、母之過。(子の不孝は、母の過ち)
教不厳、師之過。(教え厳しからずは、師の過ち)
学不勤、徒之過。(学に勤めずは、徒の過ち)
 
(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)
 
よか薬は苦いばってん、病気にはよぉ効くと。
よかアドバイスは耳が痛かばってん、あとで得すると
家の犬がかわいげないとは、飼い主が悪かと。
嫁さんがさばけんとは、旦那が悪いと。
子がわるそーばっかするとは、おかんが悪いと。
厳しゅう教えんとは、先生が悪かと。
しゃんと勉強せんとは、生徒が悪かと。
 

人を責める前にまず自分を省みること。あぁこれこそ今のワシには良薬であり忠言だ。思い上がってはいけない。ホンモノと呼ばれる人々は常に謙虚だ。見習うべし。
 
「忠言」
 
利ありとて 得られてこその 忠言や
常なる教え ありがたきかな
 

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マンション探索

2011年02月27日 | Weblog

姫とランチでお出かけしたついでに、今時の新築マンションのモデルルームを冷やかしに行ってみようということになった。電話でアポイントをとって、マンションギャラリーに到着すると・・・名前を告げても反応がイマイチ。「え?」みたいな顔をされたのでおかしいなとは思いつつ、周りをよく観察すると・・・あれ?マンション名が違う!でも確かに場所はここのはず・・・と思ったらなんとワシがアポイントをとったところが2軒隣にあった。二人して「スイマセン、間違えました・・・」と恐縮しつつ退散。なんてトンマなことを・・・。
申し訳ないことしたから次回そこの物件も見てみようと思う。
 
それにしても今時のマンションは本当にすごい。いたれりつくせりだ。営業マンの人には今の住宅取得控除についても詳しく教わって、かなり勉強になった。感謝感謝。

帰りに「博多南聖書バプテスト教会」の礼拝に参加。ここでも大いに得るものがあった。感謝感謝。
 
「マンション」
 
マンションも いつのまにやら 選択肢
 

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花を贈る

2011年02月26日 | Weblog

スマイルホーム」さんで留守番をしてる時(とにかくいろんな会社の留守番を頼まれる)に、いつも遊びに来るIさんがふらっとやって来て、「あれ?社長おらんと?そこに菜の花が咲いとったけん持って来た」と言って自分で紙コップに水入れてほんのわずかな菜の花をテーブルに飾って、「そいじゃ」と帰って行った。Iさんは朴訥なおじさんだ。いい光景だと思った。

今日は都市高速の野芥~福重間が開通する日。たまたま久留米の「
尾道屋」さんから糸島の「雷山千如寺」さんへの移動があったので早速使ってみた。ほとんど利用者がいなくて野芥から先はワシ以外に一台しかいなかった。スイスイと快適だ。室見川を渡り、福重まで来るとそのまま西九州自動車道へと繋がっている。なんと「尾道屋」さんから「雷山千如寺」さんまで1時間かからなかった。かなりゆっくり走ったのに!なんて便利な世の中だ。ちなみに都市高速が完全に繋がってぐるぐる回れるようになるのはまだ1年先らしい。
 
「花」
 
こころうち 花ありてこそ 花贈る
 

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トイレの神様

2011年02月25日 | Weblog

なんと暖かい一日。車の窓を開けて走らないと暑いほどだった。江田専務の事務所の近くで今年初の菜の花を見た!来てる来てる。もうすぐだ。
 
江田建設」の江田専務に見せて頂いた「トイレの神様」。



なんでも加賀には昔からあったらしい。それがあの歌のヒットで急に脚光を浴びて注文が例年の100倍になったそうな。加賀なら姫が知ってるかと思って訊いたら「知らん」の一言だった。

ジェーン・オースティンの「自負と偏見」を読了。よくまぁこんなにきっちり人間のエゴを描けるもんだ。確か数年前に映画になってたが、一体どんなふうに映像化したのか興味ある。ちょっと借りてくるかな。
 
「菜の花」
 
八女微風 菜の花揺れて ぬっかにゃ(訳:暖かいね)
 

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ヘッドハンティング

2011年02月23日 | Weblog

今日はちょっと時間に余裕があったので髪を切りに「ギャルソン」さんへ。

ワカガシーラ坂本さん: 「もしかして今年初やないですか?」
ワシ: 「そうです」
ワカガシーラ坂本さん: 「ルンバ以来ですね」
ワシ: 「そうそう(笑)」
ワカガシーラ坂本さん: 「もう2月も終わろうとしていますが?」
ワシ: 「このペースじゃ年に6回になりますね。めちゃめちゃリピート率悪!(笑)」
ワカガシーラ坂本さん: 「今日はどんなふうにしますか?」
ワシ: 「増やして下さい(笑)」
ワカガシーラ坂本さん: 「はははは!」
ワシ: 「え~っと、いつも通りでいいです」
ワカガシーラ坂本さん: 「そうそう、うちも4月には増員しますよ」
ワシ: 「お、新人来ますか。今度は大丈夫ですかね?今の若い人、教育が終わってさぁこれからっていう時にやめますからね」
ワカガシーラ坂本さん: 「そうそう。もったいないんですよ」
ワシ: 「私が最初に就職した会社は教育がめっちゃすごかったんですよ」
ワカガシーラ坂本さん: 「へー」
ワシ: 「入社して半年間は勉強ばっかり」
ワカガシーラ坂本さん: 「それで給料貰うんですか?」
ワシ: 「そうです。いいでしょ?」
ワカガシーラ坂本さん: 「いいすねー」
ワシ: 「それで何年かしたら辞める人が結構いてですね、他の会社から人材派遣会社て言われてました」
ワカガシーラ坂本さん: 「はははは」
ワシ: 「ヘッドハンティングとか来てましたからね」
ワカガシーラ坂本さん: 「うちに来ませんか?みたいな感じで?」
ワシ: 「そう。喫茶店とかに呼ばれて、どうですか?みたいな感じでね」
ワカガシーラ坂本さん: 「実は会社への忠誠心を試す罠やったりして(笑)」
ワシ: 「ひっかかったなー!みたいなね(笑)」
ワカガシーラ坂本さん: 「はははは」
ワシ: 「ルパンみたいに顔がぺりぺり~ってはげてね」
ワカガシーラ坂本さん: 「それが自分の上司なんでしょ?(笑)」
ワシ: 「そうそう。お前は減給じゃ~!ってね」


こういう非生産的な会話も好き。
 
「散髪」
 
膝上に 散らばる髪の 名残惜し
 

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老子三宝

2011年02月21日 | Weblog
「中国鍼灸院」さんで始まる1週間。

「老子三宝」

呉炳宇

太上老君有三宝、(太上老君に三宝あり)
一慈二倹不為先。(一に慈、二に倹、先に為らず)
無慈任勇災必至、(慈無く勇に任すは災い必ず至り)
捨倹求贅財尽完。(倹を捨て贅を求むは財尽くすこと完き)

(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)

老子が言うた三つの宝
やさしゅうなること、贅沢せんこと、自分のことばっか考えんこと
やさしゅうないやつが威張ってばっかりおったらいいことないて
倹約せんでから贅沢ばーっかしとったら財産はなくなっしまうて

調べてみると老子の67章にこういう一節がある。

我れに三宝有り、持してこれを保つ。一に曰く慈、二に曰く倹、三に曰く敢えて天下の先と為らず。慈なるが故に能く勇、倹なるが故に能く広く、敢えて天下の先と為らざるが故に能く器の長を成す。今、慈を舎てて且に勇ならんとし、倹を舎てて且に広からんとし、後なるを捨てて且に先ならんとすれば、死せん。
夫れ慈は、以って戦えば則ち勝ち、以って守れば則ち固し、天将にこれを救わんとし、慈を以てこれを衛る。

人間誰しも老子の教えを固く守ったとすればどんないい世の中になるやろうか。人間は大昔に既にあるべき姿なすべき生き方を極めてるんだな。考えたらすごいことだ。
ワシら現代人はこんな貴い教えがありながら成長できてないよな。これぞまさに慈無く勇に任し、倹を捨て贅を求むからだろうな。

「老子」

生きる道 極め伝えし いにしえの
老子の教え 人の戒め

蔵 
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白鯨

2011年02月19日 | Weblog
メルヴィルの「白鯨」を読み終わったんだが・・・う~ん、これにはちょっと驚いた。この作品は、サマセット・モームが世界十大小説の中に選んでいる。ちなみに世界十大小説とは、

フィールディングの「トム・ジョーンズ」
オースティンの「高慢と偏見」
スタンダールの「赤と黒」
バルザックの「ゴリオ爺さん」
ディケンズの「デイヴィッド・カパーフィールド」
フロベールの「ボヴァリー夫人」
メルヴィルの「白鯨」
ブロンテの「嵐が丘」
ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」
トルストイの「戦争と平和」

の10作品。だからかなり期待して読み始めた。文庫本で500ページくらいの厚さで2冊というボリュームだから、さぞかし白鯨とエイハブ率いる鯨とりたちの対決や、世界の海をまたにかけた冒険譚が展開するのだろうと思っていたのだが、なんとほとんどは「鯨」と「捕鯨」に関する薀蓄だった。肝心の白鯨が登場するのはかなり最後のほうで、対決もあっという間に終わってしまう。そういうわけで予想と全然違ったので驚いたわけだ。まぁ「鯨」や「捕鯨」に関する記述も面白かったのでそれはそれでいいんだが・・・。もし本筋だけに絞るとすれば5分の1くらいの量でも十分かなと思う。途中で展開される膨大な量の”余談”に疲れて読むのをやめる人もいるかもしれんな。
だが!だが極めて文学的だ。様々な思想が奥に隠されている。じっくり読めば徐々にその深さはわかる。名作とは結局そういうものなのかもしれない。つまりは表の姿よりもその奥にあるもので真価を量るべきということか。

「白鯨」

読後には マッコウクジラの 情報通


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Opera

2011年02月18日 | Weblog
ブラウザをIE8(インターネット・エクスプローラーのバージョン8)にバージョンアップして以来、トラブルの連続で閉口していた。とにかくすぐにクラッシュする。こりゃ仕事にならんなと思って、最近オペラを導入した。これが速いし安定しているしで実に快適だ。今のところ使い始めてから一度も固まったりクラッシュしたことがない。ページ移動もさくさくとできるし使い勝手もいいし大満足。
IE8には愛想が尽きたという人にはオススメ。もっともIE9の登場が近いらしいが、いつものことながらどうも信用できないんですぐに飛びつくのは待ったほうがいいと思う。
 
今日の最後は「
雷山千如寺」さんへ。那珂川町に引っ越してからは早良区の内野へ抜ける56号線を使っているが、これが驚くほど短時間で到着できるので助かる。今後は馴染みの道になると思う。途中にある飲食店をどんどん開拓していこう。
例によって今日も仕事でお邪魔したのに帰りはお土産つき。
(和尚さん、奥さん、いつも本当にありがとうございます。)
 
「恩」
 
返せぬ恩 積もりて雷山 凌ぐかな
 
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松むら

2011年02月15日 | Weblog
行徳クリニック」の行徳先生と久しぶりに「松むら」へ。いつもながらの美味を歴史・文学・政治の話をしながら堪能した。先生とは特に歴史の話ができるから楽しい。今日はお互いに日本人である誇りを確認するような話題で盛り上がった。先生がワシと同じ考え方をされているのを知って嬉しかった。
それにしても「松むら」はいつ行ってもうまい。先生ともたまには他の店でという話もでるが、結局ここになってしまう。
そろそろまたここで先輩諸氏を集めて飲み会するかな。
 
「しらうお」
 
しらうおで 知るや先駆け 春の声
 
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2011年02月14日 | Weblog
身体にしろ心にしろ疲れてる時は「中国鍼灸院」さんへ。本日の詩はこれ。

「無縁?」
 
呉炳宇
 
利己縁漸尽、(利己は縁を漸く尽くし)
益人処々縁、(人に益すれば処々縁あり)
縁本君心起!(縁本より君の心に起こる)
何故怨無縁。(何故無縁と怨むや)
 
(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)

自分のことばーっか考えとったら縁はなくなっしまうばい
人のためになることすりゃ縁やらどこにでんあるばい
縁ちゃだいたいあんたの心から起こるもんばい
なし縁がないやら文句ばっか言うとか
 

今回の詩は実にわかりやすい。まったくその通りだ。縁のあるなし、運のあるなし、結局は自分に原因がある場合が多い。自分がよくなれば周囲がよくなる。それにはまず己の利を後にまわし、人のために何かをなすべきだな。
生き方の軌道修正を時々呉先生にお願いしないといけない。
 
「縁」
 
利を捨てて 人に益して 縁を得る
己が心に 源はあり
 
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