午前中1件、午後2件のゆるいスケジュール。夜は飲み会。夕方から夜にかけて雨。
小説の構想を練る。今年は書かなければ。いいもまずいも関係ない。とにかく書く。構想だけで作品化していないものがいくつかあるのでそれらをどんどん形にしていこう。長いのも短いのも。まだまだワシの作品は浅い。自分でわかるだけに余計つらい。井本さんが「まとまりすぎてる。若いんだからもっとめちゃくちゃやっていいよ」と言ってたがまさにワシが思ってた通りの批評だった。ワシの作品は大人しい。こういうのはもっと歳とってから書けばいい。今はもっと破天荒なものにチャレンジしないと。
日本の文学はどこへ行くのだろう?くだらないもの、浅いものが売れ筋商品として店頭に並んでいる。そう、文学は商材になってしまった。売れそうかどうかできまる。おそらく日本中で、極めて優れた素人の作品が陽の目を見ることなく消えていっているのだろう。まずい料理を巧みな宣伝でカバーする店が幅をきかせ、本当においしい店が閉店していく飲食店業界と似通ったものがある。要するに本当にいいものの見分けがつかない国民性なのだ。芸術を解さない国などと言われたくないものだ。
「文学」
文学の 暗き前途に 捧げたし
つたなき才と 残された時
蔵
今ここでワシはまた「こころ」を読み返すことにより、原点に帰ろうかなと思ったのだ。あらゆるパターンを読みすぎて書くときに自分のスタイルや方向性が見えなくなってしまった今、必要なのは初心に帰ることかなと。そんなこんな考えた末の決断なのだ。決断というほどのものでもないけど。
それともう一つ理由がある。ワシは夏目漱石の作品は大学までで論文以外は全作品読破してしまった。これはある意味早すぎたと自分では思う。人生経験の浅い時期に夏目漱石を読んだところで一体何ほどのものを得るだろうか?おそらく取りこぼしのほうが多いのではないかと思う。それで40代の今読むことでそれらを拾っていこうというわけなのだ。
さてさて、懐かしい世界へ入っていこう。
「文学の道」
若かりし頃に「こころ」を ひもときて
知らず旅立つ 文学の道
蔵
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http://www.youtube.com/watch?v=9r2pEdc1_lI
「Only you」 The Platters
Only you can do make all this world seem right
Only you can do make the darkness bright
Only you and you alone
Can thrill me like you do
And fill my heart with love for only you
Only you can do make all this change in me
For it’s true You are my destiny
When you hold my hand I understand
The magic that you do
You’re my dream come true
My one and only you
Only you can do make all this change in me
For it’s true You are my destiny
When you hold my hand I understand
The magic that you do
You’re my dream come true
My one and only you
(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)
「あんただけが」
あんただけが この世界をよくするとばい
あんただけが 闇を光に変えるとたい
あんただけが あたしばどきどきさせてからくさ
あたしの心ばあんたへの愛でいっぱいにするとたい
あんただけが あたしばこげん変えるとばい
ほんなこつ あんたはあたしの運命ばい
あんたの手ばつかんだ時 あんたがかけた魔法がわかったばい
あんたはあたしの実現した夢たい
あたしの あたしだけのあんたたい
あんただけが あたしばこげん変えるとばい
ほんなこつ あんたはあたしの運命ばい
あんたの手ばつかんだ時 あんたがかけた魔法がわかったばい
あんたはあたしの実現した夢たい
あたしの あたしだけのあんたたい
「名曲」
名曲は 時に埋もれず 流されず
蔵
だが、その昔小遣いをためてレコード屋に走り、心浮き立つ思いで抱いて帰ってターンテーブルに乗せ、ドキドキしながらレコード針を落とした瞬間のあの喜びはもう味わえない。まぁしょうがないわけだが。
「音」
レコードの ノイズも今や 懐かしき
あぁアナログの やはらかき音
蔵
「感謝」
災いは 去りて今こそ 静かなる
日々に重ねる 感謝のおもい
蔵
ランチまで時間があったのでヨドバシカメラへ。先日、我が家のテレビは静かに昇天してしまったのでテレビを買いに。テレビ好きの姫はことのほか嬉しそうだった。ワシはそれよりもついでに買ったビートルズのボックスのほうに興奮してしまった。発売以来いつか買おうと思っていたが結構高価なので手が出なかったシロモノ。今日はテレビでポイントもついたことだし思い切って買ってしまった。今、これ書きながら1枚目から順に聞いてる。あぁいいもんだなやっぱ。中学生の頃はむさぼるように聞いたもんだった。ビートルズのすごさは普遍性と革新性が同居したことにある。これは他の誰もなしとげなかったこと。史上最高と言われる所以はそのへんにあるとワシは思う。
カフェでランチした後、家づくりの勉強会なるものに参加した。化学物質を極力使わない家を作ろうという非常に共鳴できる話だった。こういうノウハウを蓄積していつか形にするのだ。夢は果てしなく膨らむ・・・。
「ビートルズ」
聞き惚れた カセットテープが のびるまで
あの若き日々 我がビートルズ
蔵
今夜は姫がいないので一人で宴。さて何食おう?豚バラ肉があるからそれに塩してチャビーに入れて、冷蔵庫にあったキャベツとネギの切れ端を乗せて、「尾道屋」さんの「うすくち」をちょいとたらしてに蒸し焼き。他には冷奴とすじ子とイカ。酒は義兄に貰った故郷の芋焼酎「伊藤」。つまみと酒はこれでよしと。音楽は?ん~っと悩んだ末、ちょっと中世ヨーロッパの修道院に旅立ってみようということで、グレゴリアン・チャントにした。こんなの聞きながら芋焼酎飲むなんておそらく新宮町でワシだけだろう。味覚と聴覚はそれでいいとして、あとは視覚。これは読みかけのトルストイの「アンナ・カレーニナ」でいいだろう。いいねぇ。文学的だねぇ。酩酊した脳髄は末端神経を麻痺させ、心理の扉を開放する。魂は中空を旅する。ん~いい気分だ。肝機能に祝福を!消化器官に賛美を!
「酩酊」
酔ふて書く 日記明朝 恥ずかしく
蔵
http://www.youtube.com/watch?v=TxIjlo1ZPcQ
「With or without you」 U2
See the stone set in your eyes
See the thorn twist in your side
I wait for you
Sleight of hand and twist of fate
On a bed of nails she makes me wait
And I wait without you
With or without you
With or without you
Through the storm we reach the shore
You give it all but I want more
And I'm waiting for you
With or without you
With or without you
I can't live
With or without you
And you give yourself away
And you give yourself away
And you give
And you give
And you give yourself away
My hands are tied
My body bruised, she's got me with
Nothing to win and
Nothing left to lose
And you give yourself away
And you give yourself away
And you give
And you give
And you give yourself away
With or without you
With or without you
I can't live
With or without you
With or without you
With or without you
I can't live
With or without you
With or without you
(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)
「おってん、おらんでん」
お前の目ん中の石ば見てん
お前のそばに絡んどる茨ば見てん
俺はお前ば待っとる
腕からすり抜けてくさ 運命がねじれとってんくさ
お前は俺ば釘のベッドん上で待たせるとばい
俺は待っとる お前はおらんばってん
お前がおってん、おらんでん
お前がおってん、おらんでん
しけばやりすごしてから俺たちゃよーやく岸にたどり着くばい
お前はなーんもかんも俺にくれたばってん 俺ははまだ欲しかばい
俺は待っとる
お前がおってん、おらんでん
お前がおってん、おらんでん
俺は生きとられん
お前がおってん、おらんでん
お前はなーんもかんもなげだっしもーた
お前はなーんもかんもなげだっしもーた
お前はなーんもかんも
お前はなーんもかんも
お前はなーんもかんもなげだっしもーた
腕は縛られてくさ 怪我しとってんくさ
勝ち取ったもんもなけりゃ
失うもんもなか
お前はなーんもかんもなげだっしもーた
お前はなーんもかんもなげだっしもーた
お前はなーんもかんも
お前はなーんもかんも
お前はなーんもかんもなげだっしもーた
お前がおってん、おらんでん
お前がおってん、おらんでん
俺は生きとられん
お前がおってん、おらんでん
・・・やっぱりボノの詩はすごい。深くて文学的だ。
「ボノ」
海のごとく 深きはボノの ラブソング
蔵
思い出を辿るのみで全くなす術がない。今はただ冥福を祈るのみ。せめてその大きな夢の一部でも引き継いで、ワシなりに少しづつ実現できたらと思う。
「友」
青空に 問ひたし友よ 今いづこ
蔵
![](https://www.s-harvest.com/ese/diary2010/pics/0117/01.jpg)
今年は控えめに飛んでみた。今度こそいい一年になりますように・・・。
いやそれにしても気持ちのいい頂上だ。天気もいいし最高の気分。
![](https://www.s-harvest.com/ese/diary2010/pics/0117/02.jpg)
それにしても頂上にあったたくさんの小さい国旗は一体何なんだろう?迎春とか書いてあるけど・・・?
![](https://www.s-harvest.com/ese/diary2010/pics/0117/03.jpg)
下山してからはすぐ近くにある御用達アマンディで風呂に入った。今パソコンの前で「こいつらアマンディ好きやなぁ」と何人つぶやいたことだろう?結構お気に入り。会員にまでなってしまったし!
「アマンディ」
こぽこぽと 湯は湧きいでて アマンディ
今日は半額 行かんでどうする
蔵