日中は春のように暖かかった。こういうのはどうせまた寒くなるのがわかってるから逆にいやな感じだ。
エドガー・アラン・ポーの全集を買ってよかった。今まで推理と怪奇と詩だけしか読んだことなかったが、SF的なものや記録文学、海洋冒険小説もあり、ジャンルを問わず才能を持っていたことがわかった。そしてそれぞれのジャンルで後世名を残した作家に影響を与えたというからすごいにもほどがある。
だが名声は得ても生涯貧乏だったらしいからそれがまた逆にすごい。そうやって自分の好きなことを金銭と切り離して
考えることができる人が本当にそれに打ち込んだ人といえると思う。
「才の泉」
今ぞ知る 才の泉に 色はなし
蔵
今週もまずは「中国鍼灸院」さんへ。
「Happy」
呉炳宇
多想所得多歓楽、(所得多く想えば歓楽多し)
自然感謝多笑声。(自然に感謝し笑声多し)
少言貢献少煩悩、(貢献に言少なくして煩悩少なし)
無病息災可長生。(無病息災長生も可なり)
(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)
自分がよぉけもろうたて思うときゃ楽しかろうが
自然に感謝して笑うてばっかしおれるたい
人にしてやってん恩着せたりせにゃ悩むこつもなかたい
病気もなあんもせんで長生きでけるたい
呉先生が、「人は自分がしてあげたことは忘れないのに、してもらったことはすぐ忘れる」と言っていた。まったくその通りだ。人にあげた親切はその場でとっとと忘れてかまわないが、人に貰った親切は生涯忘れてはいけない。そういうことが自然にできる人間になりたいやね。これぞ陰徳を積むということだろうな。
「恩」
貰う恩 いとも容易く 消えゆきて
忘れがたきは 施す恩かな
蔵
今日はお客さんの新年会に招待して頂いて渡辺通の「あんどう」で飲み会。ここはかつて志免にあった和仏料理のお店「mishima」の大将推薦というだけあって質も量も申し分なかった。
5人でワイワイ楽しく飲んでいるところに、なんとその推薦者本人が乱入!同じお店でちょうど別の飲み会があったらしい。お酒もかなり入っている様子だった。
「今度またTさん家でうまいもん食べようや。俺が作るけん。何が食べたい?何でも作るよ」
「タンシチュー?タンシチューいいねぇ。作るよ」
「フォアグラ好き?フォアグラやろう。トリュフ食べれる?トリュフも使うか」
「天草のいいブリが手に入るからそれも食べよう」
「牛のステーキはおいしいのをちょっとだけがいいね」
「ワインもいいのを飲もう。俺がドンペリ持ってくるよ。ドンペリが一番うまい」
「いつする?来月ね。よっしゃ。あけといてよ。じゃ!」
さんざん一人でしゃべって去って行った。実現したらそれは素晴らしい内容の食事会になるだろうが、果たして大将覚えているだろうか?
それにしても今日のお店のボリュームはすごかった。久しぶりに動きづらくなるぐらい食べた。
「予告編」
新年会 夢の宴の 予告編
蔵
今日は6社!「ヘアーショップ ムーヴ」さんに始まり、「新郷商会」さんに行き、「ビッビ」さん、「東部ハウジング」さん、「AKホーム」さん、「大新住宅」さんとまわって帰宅は8時過ぎ。いい感じの充実感だ。
今年は1冊エンターテイメント系の長編を書いてどこかに投稿しようかなと思うけど、ストーリーがなかなかまとまらない。あんまり優れた作品ばかり読みすぎるからだろうな。浮かんでくるどんなアイディアもありきたりに思えてしかたがない。書く前から行き詰まってるようじゃダメだな。あぁなんか降りてこないかな。
「才知」
書いてみて 知る先人の 才知かな
蔵
週の始めはまず「中国鍼灸院」さんへ。
「物尽用、人尽才」
呉炳宇
物用後必帰原処、(物用いて後必ず原処に帰せば)
尽其用終而復始。(其の用を尽くし終わり而してまた始めなり)
人得志積徳行善、(人志を得ても徳を積み善を行えば)
尽其才利進害止。(其の才尽して利は進み害止まらず)
(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)
使うたもんばちゃーんともとんとこに置いときゃ
使うた後またすぐ使うことがでけるたい
人間成功してからも真面目にしときゃ
才能でまたよかごとなるし害もなかばい
昨日、DVDで「96時間」を見たが、その中の格闘シーンで使われた技が呉先生に習った武術太極拳の技そのままだった。なるほど実戦ではああなるのかと参考になった。自分はほとんど力を使わずに突っ込んできた相手をすっとばしていた。武術太極拳すごいやね。
そういうわけで今日も技を習った。今日は蹴られた時の対処法。面白かー。
アマゾンで買ったエドガー・アラン・ポオの全集が届いた。今日からしばらくポオの怪しい世界に浸るのだ。
「才を尽くす」
其の才を 尽して害は 止まらず
徳を積むべし 善を知るべし
蔵
今日は筑後巡回。「スマイルホーム」さん、「江田建設」さん、「星香園」さん。スケジュールがゆるいので下道でのんびりとドライブ。
「江田建設」さんでは専務と打ち合わせする時にしばしばIさんが同席する。ワシはこのIさんの朴訥な雰囲気が好きだ。人の話を真剣に聞くし、またそのリアクションも素直で面白い。いじわるな言い方をすれば”いじり甲斐がある”タイプ。だから話をするのが楽しい。お客さんのうけもいいだろうことは間違いない。「江田建設」さんにとって大きな戦力になってることだろう。
「星香園」さんでは奥さんと長男さんと打ち合わせ。以前よくお店で一緒になったタケさんも来て4人で楽しくおしゃべり。この輪に大事な人が一人欠けているのは残念だが、いつまでも悲しんでいると牛島さんもゆっくりできないだろうからワシもそろそろ元気出さないといけない。
「おもかげ」
見るさきに ありてほほえむ おもかげを
受く波いまだ 凪ならずかな
蔵
ジャン・ジュネの「泥棒日記」を読んでいる。まだ途中だがおそらく今までに読んだもののベスト10に食い込んでくる可能性がある。またすごい作家に出会ってしまった。まだまだ知らない文豪や名作が世界中に隠れているんだろうな。やっぱりどう考えても死ぬまでに間に合わない。だから出会えたということはこれは貴重な縁だ。
時々こういう一人よがりの理論をだらだらとこねくりまわすタイプの作品が読みたくなる。カフカの「城」、ユイスマンスの「さかしま」、ダンヌンツィオの「死の勝利」、埴谷雄高の 「死霊」……こういうのをじっくり噛みしめながら読むのが好きだ。でも読んだ後は爽快に読み進めるエンターテイメント系が読みたくなる。何事もバランスだな。
「文学」
読むだけは 奥に入るも やすきかな
蔵
年明けからトレーニングメニューを多少変更。
[上半身の日のメニュー]
プッシュアップ3種 各16回×3セット 合計144回
アームカール 左右各10回×2セット
リストカール 左右各10回×1セット
コンセントレーションカール 左右各10回×1セット
ショルダーシュラッグ 10回×2セット
ワンハンドローイング 左右各10回×1セット
ダンベルベンチプレス 20回×1セット
ダンベルフライ 10回×1セット
シットアップ8種 各40回×1セット 合計320回
ストレッチ
[下半身の日のメニュー]
ヒップエクステンション 左右各10回×2セット 15回×1セット
グルートブリッジ 左右各15回×2セット 20回×1セット
ステーショナリーランジ 左右各8回×2セット 12回×1セット
ダンベルスクワット 10回×2セット
ストレッチ
ウォーキング or ランニング
肩を痛めたメニューや部位的にかぶるメニューを外し、プッシュアップとシットアップを強化した。
今日、4回目のチャレンジにしてやっとプッシュアップ(腕立て伏せ)のメニューを9つ全てクリア。信じられないくらい胸と腕がパンパンになった。
今はまだきついが、楽にこなせるようになる日が楽しみだ。
「腹直筋」
見えてきた かすかに割れる 腹直筋
蔵
今日は姫だけ仕事なので家でゆっくりしようと思っていたのに、掃除したり筋トレしたりしてたらあっという間に終わってしまった。じっくり読書三昧ってのはなかなかできないもんだ。
夜、古いSF映画「ソイレントグリーン」を見た。主演は懐かしのチャールトン・ヘストン。SF映画として非常に評価が高いので見たわけだが、なんともシニカルで深い映画だった。
最近はDVDもネットで選んで宅配で配送されるからレンタルショップに行くことがなくなった。ネットだと目当てのものが見つからないということがあまりない上に借りに行ったり返しに行ったりする手間が省ける。おまけに返還の期限がない(返還しないと次が借りられないというしくみ)。こういうしくみが出来てしまっては巷のレンタルショップはいづれ全滅だろうな。
「映画」
後味を 残してこその 映画かな
蔵
年明けから腹筋もレベル2に上げた。これまたなかなかにつらい。腕立て伏せも腹筋も去年の比ではないレベルになって、トレーニング後はしばらく動けないくらいハードになった。でもそれぐらいにならないと達成感がない。終わった後に余裕たっぷりというトレーニングは筋肉の維持にはなっても強化にはならない。この状態をしばらく続ければチェストプレスの記録更新を狙えそうだ。
ここ最近、次に読む本を物色していたが、ジャン・ジュネの「泥棒日記」にしようと決めて今日アマゾンで中古を購入した。文学の師匠井元さんが「絶対に読んだほうがいい」と言ってたのをふと思い出したので。
それにしても文学に関するフランス人とロシア人の才能というのはどうしてあんなに秀でているのだろうか?
「筋トレ」
もう限界 思うあいだは まだいける
蔵